

高校と大学とでは学びの質に大きな違いがあります。高校では授業で "教わる" というスタイルですが、大学では自ら "学ぶ" というものに代わります。そのため、一般的に高校生のことを生徒(学校などで教えを受ける者[受動的])と呼びますが、大学生のことは学生(学問をしている人[能動的])と呼びます。我々の学部では、学生がこの "学びの質" の変化にうまく対応できるよう、以下のカリキュラムを組んでいます。
1年生前期に初年次教育の一環として、修学力 (ノートの取り方、文章読解、etc.)およびコミュニケーション力(グループディスカッション、プレゼンテーション)を身につける教育を行います。さらに2年次では、卒業生、社会人[新潟県の有名企業]の講話、会社見学などを含めたキャリア形成教育を行います。
1年次では入学試験の受験科目によらず、生命科学系の科目については化学および生物学については全ての学生が一定の基礎学力を身につけられるように、化学、生物学 、およびそれらの演習を設定しています。そのような科目を含めて、1年次および2年次前期までは応用生命科学部の学生としては是非とも身につけておいて欲しい共通の自然科学科目を学習します。2年次後期に各コースに配属された後に、それぞれの専門科目を学習します。
ICT を利用した情報の取得と発信はますます重要になっています。1年次の必修科目である生命情報科学 の講義および演習科目によって、学習のためのデータの入手やレポートの作成、さらにはコミュニケーションツールとしてのコンピュータの利用をサポートしています。
講義科目とリンクした演習と実験に重点をおいていることが本学部の最大の特徴です。受動的な授業だけでなく、積極的に学びを促す能動的な演習や実験を通して、実感を伴って知識を身につけることができます。
3年次後期から始まる卒業研究では、研究室に1年半所属し、その研究室の分野の先端的な研究を通して、自分で考えて行動する力を育て、科学的な思考に基づく問題の発見と課題の設定、そして問題を解決する能力を養います。また、研究活動や研究成果の発表などによって、自己表現力や同僚や先輩達とのコミュニケーション力を身につけ社会への出発の準備を整えます。
1、2年次の必修および選択英語科目や3年次の科学技術英語を学ぶことによって、これからの社会に必要な英語に親しみ、国際交流や異文化理解に必要な幅広い視野を身につけます。さらに、学内で実施されるTOEICテストや研究室で行われる英語論文の輪読などを通して、英語力の強化をサポートしています。また第二外国語として、ドイツ語、中国語、韓国語を受講することもできます。
現代の流動的な社会に対応できる強い個性を持つ自立した学生を育てることを目的として、1年次後期から3年次までの間に行った「地域貢献とボランティア活動」および「インターンシップ」への参加が一定のポイントに達した場合には単位を与えます。これにより、学生がより積極的にボランティア活動に参加することを促し、また、自分自身の将来像について考える機会を与えます。