

生物は地球の多様な環境に対応し、多様な形態や機能を具えています。この多様性こそ応用生命科学の大きな課題であり、生命をはぐくむ生物が持つ多様な機能と情報や仕組みを理解し、動物・植物の生命のあり方に学び、我々と我々を取り巻く自然との調和を図りながら私たちの生活に生かしてゆくための学問分野が応用生命科学です。

人類は環境汚染問題、エネルギー問題、食糧問題をはじめとした諸問題をかかえており、それらの多くは、実に様々な角度から生命に関係しています。人類と地球の健康を考え、持続するためには、農学・工学・理学などの従来の学問領域を融合した科学によって生命を広く捉え、人類の福祉と地球の健康に応用する「応用生命科学」の考え方が重要になると考えています。応用生命科学部は、こうした考え方を身につけるうえで最適な教員体制とカリキュラムを提供します。

私たちは、世界最先端の研究を体験する卒業研究活動は学生があらゆる面で大きく成長する最も良い教材であると考えています。3年次後期から行う卒業研究では、それまでの講義からの知識の吸収とは大きく異なり、研究室での計画的なグループ活動を通して、みずから考え行動する力を育て、科学的な思考力、問題の発見と解決の能力を養います。これにより「社会に貢献する人材」への成長を強力にサポートします。

応用生命科学部は過去6年間の平均就職率が92.3%という高い値を誇り、就職先も食品製造業、食品流通業、バイオテクノロジー分野、医薬製造会社(MR:医薬情報担当者)、医薬販売業、環境分析分野などの多種多様の民間企業のみでなく、地方公務員や公共の研究機関で活躍する卒業生も増えています。また、卒業生の約25%は大学院へ進学します。進学率は100%であり、本学大学院だけでなく、東京大学、京都大学、東京工業大学、東北大学、新潟大学大学院など国公立大学の大学院にも進学しています。