![]() 応用生命科学部長 平岡 昇 |
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『生物に学ぶ』 35億年という気の遠くなるような年月の間に進化の試行錯誤を経て形成された地球上の生物の生態系では、膨大な種類の生物が互いに影響しあいながら生きています。生物からでた排泄物、死骸などは、他の生物が分解・利用して再び生命体として蘇っています。まさに物質が循環しています。この循環型社会を構成している個々の生物の構造、構成分子、機能、相互関係を探求し、そこに含まれている情報や知恵、さらには生物体そのものや化合物などを利用していく、すなわち、「生物に学ぶ」ことが応用生命科学という学問の基本です。薬、食糧、各種の生活資材の多くは生物から供給され、生物とその成分をヒントにして生産することができます。生態系を構成している生物は無尽蔵の知恵が隠されている宝庫といえます。 2002年に開設された応用生命科学部の教育の基本理念は、「生物に学ぶ」術を身につけることです。そのためには、いろいろな基礎的な学問分野の知識と技能、各種の幅ひろい情報を得るためのコミュニケーション力、それを社会で応用していくための社会科学的な素養を身につけることが求められます。 『実践的な能力を身につける』 応用生命科学科、食品科学科ともに先端科学の知識を学ぶばかりでなく、入学直後から実習や演習を通して自分の手を動かしながら「生物に学ぶ」ための学習をします。3年次夏休みを中心に実際に企業に出向いて教育を受けるインターンシップ制度を取り入れ、多くの学生が積極的に参加しています。3年次の秋から卒業までの1年半に及び長期の卒業研究で得た成果は卒業論文としてまとめるだけでなく、学内での口頭発表や地域にも開かれたポスター形式の発表会で披露されています。
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