社会貢献

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ビーフンのメタボ予防効果

佐藤 眞治 准教授
食品機能科学・食品分析科学研究室


食後の血糖値の上昇を十分にコントロールすることによってメタボリック症候群や糖尿病性合併症などの発症を遅らせることが可能であると考えられています。血糖値は糖質を摂取することによって上昇しますが、同じ量の糖質を摂取しても血糖値の上昇がでんぷんの種類の違いや調理方法の違いによって大きく異なることが報告されています。血糖値の上昇が穏やかな低GI食品は、高血糖や高コレステロール血症に対して有効であることが報告されています。更に、前の食事(例えば朝ごはん)の内容が次の食事(昼ごはん)後の血糖値の上昇に影響を及ぼすことが報告されています。そこで、お米(インディカ米)を用いて製造されたインディカ米100%ビーフンに着目して、ビーフンの血糖値上昇に及ぼす効果について検討を行いました。その結果、ビーフン摂取後の血糖値はブドウ糖溶液を摂取した後の血糖値よりも低く、ビーフンは血糖値上昇が穏やかな低GI食品であることが明らかとなりました。更に、第2食目の米飯摂取後の血糖値の変動について測定を行った結果、ブドウ糖摂取後の血糖値よりもビーフン摂取後の血糖値の方が低く推移することが明らかとなり、ビーフンはメタボリック症候群などの疾病予防に効果を発揮する可能性を示すことができました。
 

※教員の役職身分に関しては、学外共同研究実施当時のものを掲載しております。

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