新潟薬科大学 応用生命科学部
食品機能学研究室

Faculty of Applied Life Sciences
Laboratory of Food Function

RESEARCH研究テーマ

食品に含まれる機能性成分を探索・評価し新規機能性食品の開発に繋げる

ポリフェノールやオリゴ糖を中心とした機能性食品素材の開発を目指し、その素材の有効性、吸収代謝、機能性メカニズムについて多方面から研究を行っています。
下記にこれまで行ってきた研究テーマを一例として記載します。

食品由来のポリフェノール成分の機能性研究

アントシアニンの中性領域における構造変化
黒生姜アントシアニンの抗肥満作用の検討
ラットにおけるイチゴ由来のPelargonidin-3-glucosideとその代謝物の体内動態
カシスポリフェノール抽出物に含まれる血管弛緩成分の探索
アルツハイマー病モデル神経細胞におけるカシスアントシアニンの神経細胞保護作用
エディブルフラワー抽出物に含まれるポリフェノールの抗糖化活性検討
ポリフェノール類の血液脳関門透過性の検討

プレバイオティクス(オリゴ糖)・プロバイオティクスの機能性研究

フラクトオリゴ糖が腸内細菌の生育と代謝に及ぼす影響
DSS誘導性 炎症性腸疾患モデルマウスに対するフラクトオリゴ糖投与の影響
ラットにおけるフラクトオリゴ糖摂取がアントシア二ンの生体利用性に及ぼす影響

新規機能性食品素材の開発

フラノクマリン類に着目したイチジク葉茶の加工方法の検討
β-グルカンを豊富に含む大麦ふすまの機能性食品への利用検討