新潟薬科大学

薬学部 研究室紹介

英語研究室

統語項の分布と解釈

英語や日本語などの自然言語の文法現象の観察・記述を通して、ヒトのことばを生みだす仕組みへの接近を試みています。薬学部の教育では英語科目を担当しています。


研究概要

文を構成する述語と項の関係について研究しています。例えば、“He broke his leg”という文における主語項は、[1]何かを行うことにより足を骨折させた解釈(動作主解釈)か [2]何かが起こった結果、自身の足を骨折した解釈(所有者解釈)のいずれかを持ちますが、[2]の解釈は常に可能なわけではなく、“He kicked his leg”という文の主語項は動作主解釈しか持ちません。また、[2]のような所有者解釈に関しては、英語や日本語では主語項が持つ一方で、例えばドイツ語などの言語では間接目的語項が持つことが知られています。つまるところ、項の種類と可能な解釈との間に見られる関係については、単一言語内においても、言語間においても、差異が見られるのですが、これらの差異を統一的に扱う分析を生成文法理論及び分散形態論の枠組みに基づいて追求しています。

教員紹介

武久 智一(タケヒサ トモカズ)
准教授
学位:修士(教育学)

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