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応用生命科学部 髙久洋暁教授が「新潟日報文化賞」を受賞

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2021/10/18

このたび、応用生命科学部「応用微生物学・遺伝子工学研究室」の髙久洋暁教授が、「第74回新潟日報文化賞」の受賞者に決定しました。
「新潟日報文化賞」とは、産業、学術、芸術分野で優れた業績を上げ、新潟県の発展に貢献した個人、団体を顕彰することを目的とし、1948年から実施されている表彰制度です。
今回受賞が決定した髙久教授は、微生物が持つユニークな機能の解析と、その微生物を利用したバイオマスの高度利用化に向けた研究に取り組んできました。
特筆すべき研究成果としては、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(略称:NEDO)「スマートセルプロジェクト」において、世界最高レベルの油脂生産酵母を開発し、さらに健康油脂として需要の高いω3油脂(EPA)の発酵生産に成功しました。  
この研究成果は、国際的科学雑誌「Nature」誌の特集としての掲載をはじめ、広く国内外に認知され、学術界や産業界においても高く評価されています。これらの髙久教授の取組みが本県学術の発展に貢献したものとして、このたびの受賞につながりました。
髙久教授は受賞について、「応用生命科学部開設から20周年という節目で、開設当時から取り組んできた研究の成果が認められ、大変嬉しく思います。」と、喜びのコメントを寄せています。

表彰式は11月1日(月)、新潟市の新潟日報メディアシップにて行われます。

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