2021年8月26日~28日にオンラインで開催された日本食品科学工学会第68回大会に参加しました。本研究室からは研究員の堀さんが以下の演題で発表しました。
- 堀沙織里,井口晃徳,原 崇, 中村澄子, 池内 健, 大坪研一, 重松 亨「認知症・糖尿病複合予防効果のある玄米各種によるマウス腸内細菌叢の変化と血中アミロイドβとの相関性」
本学の大坪研一先生が研究代表者をつとめられているイノベーション創出強化研究推進事業「「超高齢化社会対応と輸出促進のための認知症・糖尿病複合予防効果のある米加工食品の開発」の一環として、本研究室で実施してきたマウスの腸内細菌叢の解析結果を中心とした発表でした。飼料の玄米によって腸内細菌叢が大きく変化する結果は興味深いですね。これまで井口先生が進められてきた環境試料の微生物群集解析の手法が食品の健康機能の評価法としてもやはり有効であることを示した事例ですね。(重松)
2021年12月6日