キャンパス内には、ユニークな活動に集中する個性豊かな先輩たちがたくさんいます。
その目には、キラリと光るビジョンが感じられます。その目線の先を追いました。

趣味が特技になり、やがて人生を変える特別な存在に。

柏谷 悠太さん
薬学部 2年 山形市出身
「2020年全日本ヨーヨー選手権大会」1Aの部で優勝。
今年夏にハンガリーで開催(予定)される世界大会の準決勝シード権を獲得。

10歳の頃に起きたヨーヨーブームをきっかけに、最初は友達と遊びで始めました。投げる・回す・手に戻すの3つの基礎固めから覚えて、好きな選手の演技を見て徐々にレベルアップ。3年連続全国大会の決勝出場を目指していたにも関わらず、2019年に出場を逃してしまったことで本腰を入れる覚悟ができました。オリジナルの技を考案し、音楽を編集し、演技全体のバランスを調整し、メンタル面も重視。優勝した瞬間は驚きの方が強く、実感が湧きませんでしたが、世界大会では納得のいく優勝ができるようにしたいです。ヨーヨーがあったから、会いたい人に会えて、できなかった経験を積むことができた!好きなことを続けていく先には、人生が変わるくらいの感動が待っているのだと実感しています。

時間を有効活用して好きなことを楽しもう。

幼い頃から病院に行く機会が多く、担当薬剤師さんに悩みを相談した中学2年生のときに「自分も将来、薬剤師になろう」と決意しました。近々の目標は在学中にヨーヨーの世界チャンピオンになること。卒業後は、患者さんの気持ちに寄り添える薬剤師になりたいです。タスクの優先順位をつけてやるべきことをしっかりこなしながら、自分の好きなことと勉強との両立を目指して共にがんばっていきましょう。

夢を追う、夢を与える。自分自身のミッションを見つけた。

高橋 偉さん
応用生命科学部 生命産業創造学科4年 新潟市出身
在学中に数々のビジネスコンテストで受賞多数。
学内をはじめ、学外でも多くのネットワークを構築している。

大学4年間で、ビジネスコンテストに70回以上エントリーして、20以上の賞を受賞しました。学生などを対象としたコンテストでしたが、そこで得たものは大きな宝物です。エントリーのきっかけは大学の先生からの紹介でした。回数を重ねるごとに周囲からの刺激もあり、自分の成長が確認できました。ビジネスプランづくりは、一人で行うものもあれば、チームで取り組むものもあります。ICTビジネスアイデアコンテスト2020で最優秀グランプリを取ったSNSサービスプラン「WISHY」は、ネットでのコミュニティのつながりをリアルの場までつなげるという点で、他のSNSと大きな違いがあり評価されました。この企画は一人でつくったので、大きな自信になりました。

自由な立ち位置で夢を与え続けたい。

新潟薬科大学に入学したのは、生命産業創造学科が創設された最初の頃で、自由な発想で「ものづくり」に関わることができると感じたからです。実際、私のようにビジネスコンテストに参加することを学科・学部でサポートいただけたのは、予想以上のことでした。今後は、企画からデザイン、エンジニアリングまで多様なスキルを併せ持ち、社会に役立つフリーランスとして、人や社会に夢を与え続けていきたいですね。