YAKUDAI WALK 薬大再発見コラム

薬剤師を目指してみませんか?

キャンパスライフ薬学部
2025/04/18

皆さん進路研究は進んでいますか?これからの進路選びは、皆さんの未来を大きく左右する大切な選択です。今回は、薬剤師を目指す皆さんや理系分野で進路に悩んでいる皆さんに進路選択をするうえで大切なポイントをいくつかお伝えします。

高校での学びが「薬剤師」につながります

 

高校で学んでいる 化学や生物、物理、数学などの科目の理解が、薬剤師になるために必要です。

大学の薬学部では高校の科目の知識を基に薬に関する専門的な内容を学んでいきます。

「化学」薬は化学物質です。特に有機化学の基礎を身につけておくと大学での学びも理解がスムーズです。

「生物学」身体の仕組みや薬の働きについて理解するために重要です。

「物理」薬剤師国家試験でも出題範囲です。

「数学」薬物の濃度や単位の変換など計算力が求められます。

実は薬剤師に向いているかも?!

薬剤師は患者さんの命に関わる重要な仕事で高い専門性や責任感と合わせて、コミュニケーション能力が求められます!

〈薬剤師に求められる力〉

患者さんとの信頼関係を築くために必要な「しっかりと話を聴く力」「伝える力」
医師や看護師など他の医療従事者と協力して仕事(チーム医療)をするため「コミュニケーションスキル

 

患者さんは薬に詳しくないので、薬を使う際には、わかりやすくしっかりと説明し、疑問を解消することが求められます。また、接客業務も多いため、誰に対しても丁寧でわかりやすい対応ができる人が向いています。特に高齢者には、難しい内容を優しく伝えるスキルが求められます。

理系分野で「人とのつながり」や「心・体の健康」に関する進学先を考えている方は薬剤師が向いているかもしれません。

薬剤師になるための流れ

1 薬学部に進学

薬剤師になるには、4年制または6年制の薬学部に進学することが必要です。ただし、4年制薬学部は主に研究者の育成が目的ですので、4年制薬学部を卒業して薬剤師になるには、専門の大学院に進学するなど、6年間の学びが必要です。

高校生の皆さんが「薬剤師」を目指すには、大学の6年制課程の薬学部に進学することが一般的です。薬学部の6年間で、化学や生物学の基礎から薬学に関するさまざまな科目を学び、薬剤師として必要な知識や技術を身につけていきます。

 

2 薬剤師国家試験の合格

薬学部で卒業に必要な単位を修得することで、薬剤師国家試験受験資格を得ることができます。薬剤師国家試験は毎年2月に開催され、試験では薬剤学、臨床薬学、薬事法など、薬剤師として必要な幅広い知識が問われます。

3 薬剤師名簿に登録

薬剤師国家試験の合格後、薬剤師名簿に登録をすることで、正式に薬局や病院、ドラッグストアなどで薬剤師として仕事を始める資格を得ることができます。

薬剤師は活躍する場が幅広い

薬剤師といえば 薬局や病院、ドラックストアのイメージが強いと思いますが、「薬のプロ」は様々な場所で活躍します。

■病院薬剤師

医療従事者との連携(チーム医療)、薬物治療の提案、医薬品の調剤や管理、患者・医療従事者との対応、服薬のアドバイスを行います。

■調剤薬局薬剤師

処方せんに基づいた医薬品の調剤や管理、患者・医療従事者との対応、服薬のアドバイス、地域の健康相談などを行います。

■ドラックストア薬剤師

医薬品の調剤や管理、服薬のアドバイスを行います。

■製薬会社など

薬のプロフェッショナルとして、最新の薬を開発・製造

会社の医薬品の管理、薬学の知識を応用して、医薬品開発・製造などを行います。

■国家・地方行政職員

薬のプロフェッショナルとして、社会秩序を守る

薬に関する制度や製薬会社・薬局等の監視・指導を行います。また、行政職員の中には麻薬取締官といった仕事もあります。

薬剤師として活躍してからも目指せるスキルの向上!

薬剤師として資格を取得し、働いた後も、さらにキャリアアップを目指すことができます!

認定薬剤師

認定薬剤師は、自己研鑽を続けていることを証明する資格です。研修会や学会に参加して学び、単位を取得していきます。

専門薬剤師

専門薬剤師は、特定の分野に精通した薬剤師です。例えば、病院で働き、医師や看護師と連携して、専門的な薬の管理や調整を行います。

学校薬剤師

学校薬剤師は、学校内の衛生管理・安全管理を担当する薬剤師です。給食の衛生チェックや水道水の安全確認などを行い、薬物乱用防止の教育も行います。薬剤師免許に加え、教育に対する理解が求められます。

新潟薬科大学薬学部

薬剤師になるためには、6年制薬学部に進学して知識を身につけ、薬剤師国家試験に臨むことになります。新潟薬科大学薬学部は、開学から48年、5500名の卒業生を送り出してきました。入学前から、在学期間中、そして、薬剤師となって働いてからも薬学の学びを提供し、薬剤師を目指す皆さん、薬剤師の皆さんをフォローしていきます!

【薬学部の学びについて】

 身体と心の健康を支え、地域に愛される薬剤師を育成する薬学部の学びは→こちら

【薬学部在学生インタビュー情報】

 薬剤師を目指す学生たちの声 →こちら

【薬学部OBOG情報】

 薬剤師として活躍する卒業生の今。→こちら

 

 

INFORMATION-オープンキャンパスで大学をもっと身近に!-

大学の雰囲気を知るにはオープンキャンパスがイチバン!

オープンキャンパスは、実際に大学の雰囲気を体感できる絶好の機会です。
学生の様子や設備など、パンフレットやWEBサイトでは分からないリアルな大学生活を知ることができ、キャンパスライフをイメージしやすくなりますよ!

 

また、オープンキャンパスでは模擬授業や施設見学などのプログラムが充実しているため、進路研究の大きなヒントになるはずです。
「この学びが面白そう!」「こんな環境で学びたい!」と感じることで、進学の意欲がきっと高まります!

在学生スタッフの声を聞いてみよう!

これから大学受験をしようとしているみなさんにとって、大学内で一番近い立場の人は誰でしょう?
…そう、大学生です!大学生活を一番よく知っているのは、実際に学んでいる在学生です。

 

オープンキャンパスでは、在学生スタッフが授業のこと、大学の雰囲気、アルバイトやサークル活動など、リアルな情報を伝えてくれます。
学年ごとの授業の違いやテスト対策、就職活動の実態など、先輩だからこそ話せることがたくさんあります!
気になることがあれば、ぜひ積極的に質問してみましょう。

オープンキャンパスに参加できるのは年に数回のみ!

大学のオープンキャンパスは、1年間のうちに開催される回数が限られています。
せっかくの機会を逃さないよう、予定が合えば積極的に参加しましょう。
複数回参加することで、異なる学科の説明を聞いたり、体験授業の内容を比較したりすることもできます。
より深く大学を知るために、何度か足を運ぶのもオススメです。

 

また、オープンキャンパスに参加できない場合でも、会場形式・オンライン形式での個別相談会を実施しています。
こちらもぜひご活用ください!

ともかくまずはオープンキャンパスに参加してみよう!

新潟薬科大学は、最もオープンキャンパスに参加しやすい大学のひとつです。
受付後の動き方は完全に自由!「自由すぎて逆に迷う…」という方のために、プレガイダンスでお勧めの参加コースもお示しするのでご安心を!
進路が決まっていなくても、まずは気軽に足を運んでみてください。

オープンキャンパスは大学選びの重要な一歩です。

「ちょっと気になる」くらいの気持ちでも大丈夫。
ぜひ気軽に参加して、未来の自分を思い描いてみてください!

オープンキャンパス関連リンク

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この記事を書いた人

YAKUDAI WALK編集部

入試課