薬草・薬樹交流園でカシスの実を収穫!
みなさん、こんにちは。
YAKUDAIWALK編集部の阿部です。
今回、応用生命科学科 食品科学コースの学生が、新潟薬科大学の付属施設の1つである「薬草・薬樹交流園」にカシスの実を収穫しにいくということで取材に行ってきました!
薬草・薬樹交流園を管理されている増井さんにご指導いただきました。
先ずは、カシスの苗木の成長を確認。
1m~1.5mに成長すると収穫しやすくなるそうです。
こちらは95.2cmでした!
園内には、「ボスクープジャイアント」「ウエリントン」など、品種の違うカシスの木があります。実を潰さないように丁寧に手で収穫をしていきました。
収穫後、大学の実験室へ直行!
収穫したばかりのカシスの実を使用しジャムを作ります。砂糖を入れ、実を潰しながら煮詰めていきます。
かなり潰れてきましたね。
さて、試食タイムです。
私も試食させていただきましたが、品種により、酸味の強さや色の違いを感じました。ヨーグルトに載せたり、パンに付けたりしましたよ!
自分たちで苗を育て、実を収穫し、食品に加工したジャムは格別ですね!
カシスは、風通しが良く日当たりのいい場所を好むそうです。高温多湿の地域では育たないので、新潟県ではどうかと思いました。これまでに新潟県でカシスの栽培記録はありませんでした。
ですが!
(一社)日本カシス協会の理事 でもある応用生命科学部の松本教授が苗木を持ってきてくださり本学で栽培を始めました。
薬草・薬樹園では、芽を出した苗木も見ることができましたよ。
これからの展開がとても楽しみです。
今回、取材にご協力をいただきました、増井さん、松本教授、応用生命科学科の学生の皆さん、本当にありがとうございました。
薬草・薬樹交流園とは・・・
本学の学生や教職員の教育研究を主目的とするだけでなく、近隣住民の皆様にも薬草・薬樹を通して、健康を考える施設として平成26年10月に開園しました。薬草・薬樹交流園は「薬草ゾーン」、「薬樹ゾーン」、「研究系植物ゾーン」の3つに区分けされており、開園日には誰でも自由に見て回ることが出来ます。また、季節ごとに楽しいイベントの開催を予定しています。