Course 高大連携講座

薬学入門講座 ー薬学の世界へようこそ!ー

薬をつくる科学、薬が体の中で機能する科学、先端医療を支える科学を学びませんか?薬学入門講座は、実際に大学の研究設備にふれながら、講義や実験を通して実践的に学ぶことが出来る講座です。WEB講義で受講しても臨場感あふれる体験が可能です。

 

開講講座 <薬学入門講座>

プログラム➊ 【体験実験】

機能形態学研究室 准教授 岩田 武男機能形態学研究室
准教授 岩田 武男
薬の効きやすさって人によって違うの?

体内に入った薬の多くは薬物代謝酵素により排泄されやすい形に変えられて体外に出されます。しかし人によっては薬物代謝酵素に遺伝子変異があることが知られています。その遺伝子変異の有無をPCRを基にした方法で実際に検出してみましょう。またその遺伝子変異が薬の体内での動きにどのように影響するかを考えてみましょう。
8/4(月) 13:00~16:00
高校3年生対象。180分

プログラム➋ 【体験実験】

薬効薬理学研究室 教授 前田 武彦薬効薬理学研究室
教授 前田 武彦
消化管の構造と機能

栄養素や医薬品は消化管より主に吸収されます。人体模型の組み立て、実験動物の解体、組織切辺の顕微鏡観察を体験し、消化管の構造、配置、形態を理解しましょう。そして、消化管の構造が消化と吸収にどのように関りがあるのかを考えてみましょう。
8/5(火) 13:00~16:00
高校3年生対象。180分

プログラム➌ 【WEB講義(オンデマンド型)】

薬学教育センター 教授 本澤 忍薬学教育センター
教授 本澤 忍
ビタミンとくすり

ビタミンというと、体に必要な栄養素と思っている方が多いと思います。確かにその目的でドラッグストアなどで売られているものもありますが、ビタミンが体の中でどのように働いているかが分かると、思った以上に、くすりとして使えるものがあります。ビタミンをくすりに応用した例を、化学の知識を交えながら紹介します。
6/16(月)~8/17(日)
高校3年生対象。

プログラム➍ 【WEB講義(オンデマンド型)】

機能形態学研究室 准教授 岩田 武男機能形態学研究室
准教授 岩田 武男
薬の効きやすさって人によって違うの?

体内に入った薬の多くは薬物代謝酵素により排泄されやすい形に変えられて体外に出されます。しかし人によっては薬物代謝酵素に遺伝子変異があることが知られています。この講座ではその遺伝子変異の検出方法を紹介します。またその遺伝子変異が薬の体内での動きにどのように影響するかを考えてみましょう。
6/16(月)~8/17(日)
高校3年生対象。

プログラム➎ 【WEB講義(オンデマンド型)】

薬効薬理学研究室 教授 前田 武彦薬効薬理学研究室
教授 前田 武彦
消化管の構造と機能

栄養素や医薬品は消化管より主に吸収されます。web講義では、人体模型の組み立て、実験動物の解体、組織切片の顕微鏡観察を実演します。消化管の構造、配置、形態の知識を基に、消化管の構造と機能の関係について理解を深めましょう。
6/16(月)~8/17(日)
高校3年生対象。

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薬学部 高大接続講座

この講座は、高校で学ぶ理科(生物・化学)を基礎として「薬学」の観点から学びを実践するための探究心や考える力について学ぶ講座です。

開講講座 <薬学部高大接続講座>

A:入門コース【体験講義】

生化学研究室 准教授 宮本 昌彦生化学研究室
准教授 宮本 昌彦

薬学教育センター 教授 浅田 真一薬学教育センター
教授 浅田 真一

生物講義/化学講義
(高大接続講座ポイント:各2pt)

薬学の基礎となる「化学基礎」「生物基礎」を演習を交えながら、ひとつひとつ丁寧にわかりやすく講義します。
高校1~3年生対象。各120分

生物講義(担当:宮本准教授)
  8/31(日) 10:00~12:00
化学講義(担当:浅田教授)
  8/30(土) 10:00~12:00

B:基礎コース【体験講義】

薬学教育センター 准教授 川村 暢幸薬学教育センター
准教授 川村 暢幸

薬学教育センター 教授 浅田 真一薬学教育センター
教授 浅田 真一

生物講義/化学講義
(高大接続講座ポイント:各2pt)

高校での「理科」の学びが病気の解明や医薬品開発につながる「すごい!」「面白い!」に気付ける演習も交えた講義です。
高校1~3年生対象。各150分

生物講義(担当:川村准教授)
  8/31(日) 13:00~15:30
化学講義(担当:浅田教授)
  8/30(土) 13:00~15:30

C:応用コース【体験講義】

生化学研究室 准教授 宮本 昌彦生化学研究室
准教授 宮本 昌彦

薬学教育センター 教授 本澤 忍薬学教育センター
教授 本澤 忍

生物講義/化学講義
(高大接続講座ポイント:各3pt)

化学や生物などの基礎科学の内容と医療や医薬品に関する先端の研究内容を関連付けながら、分かりやすく講義します。(このコースの受講条件として、B:基礎コース修了をお願いしています。)
高校1~3年生対象。各150分

生物講義(担当:宮本准教授)
  9/21(日) 9:30~12:00
化学講義(担当:本澤教授)
  9/21(日) 13:00~15:30
 

S:発展コース【体験講義/体験実験】

薬学教育センター 教授 飯村 菜穂子薬学教育センター
教授 飯村 菜穂子

薬学探求講義・実験
(高大接続講座ポイント:講義➊pt、実験➌pt)

身の回りにある薬は、様々な形をしています。その形をつくる技術や体の中で効果的に機能するための工夫について、講義と実験を通じて探求し、実験結果の示し方を学び、まとめていきます。
高校1~3年生対象。講義60分、実験180分

薬学探求講義・実験(担当:飯村教授)
  10/5(日) 11:00~16:00

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開催日程 <薬学部高大接続講座>

A:入門コース(生物講義/化学講義)

B:基礎コース(生物講義/化学講義)

C:応用コース(生物講義/化学講義)

参加者の声

薬学入門講座参加者の声

吉田 丈志郎さんアイコン
薬学部吉田 丈志郎さん新潟県立三条東高校出身
薬学入門講座を受講した理由は?

私は、早期から新潟薬科大学に入学することを決めていたのですが、実際の設備や講義の雰囲気が把握できてませんでした。オープンキャンパスに参加しただけでは拭えなかった学習に対しての不安を解消しようと思い、薬学入門講座を受講しました。先生方が分かりやすく説明してくれるので、薬学の知識がなくても理解できる内容となっており、大学の学習を体験できる大変良い機会でした。

受講して得られた知識や現在の万日に活きていることは?

薬学入門講座は入学してからの講義内容と深く関係のあるものだと思います。例えば、服用している薬はどうして効いているのかを考えたとき、体の中の多くの機能が働いていることに気付きます。その上で、患者によって薬が異なるのはなぜなのかと考えていくと、自然と興味が湧いてくると思います。私は薬学への疑問が好奇心へと変わったのは、この薬学入門講座がきっかけだったと思います。この好奇心が今の勉学の励みになっていると言っても過言ではありません。