昔ながらの製茶法について学ぶ!
みなさん、こんにちは。
YAKUDAIWALK編集部の阿部です。
今回、生命産業創造学科の学生が、本学新津キャンパス近郊の小口地区に昔ながらの製茶法について学びに行くということで取材に行ってきました!
小口地区は、昭和初期まで旧新津市のお茶の主要産地だったそうです。この文化の保存活動を行っている「小口手摘製茶法伝承の会」による新関小学校3,4年生の手摘製茶体験に参加させていただき、昔ながらの製茶法について学んできました。
先ずは、大切に保存されている茶樹の新芽を手摘みし、全員で5kgを目指します!茶樹によって葉の形や大きさが異なるのを見ながら摘んでいくのも勉強になります。
ひたすら摘みます。
とにかく、ひたすら摘みます。
みんなの力を合わせ、5kg集まりました!
ここから飲むためのお茶は1kgしか取れません。たったの2割なんです!
とてもきれいな黄緑色ですね。
摘みとった茶葉は1分間蒸します。
新鮮なうちに乾燥させるため、作業台の下に炭を入れ、水分を蒸発させながら手もみをし、乾燥させていきます。サラサラしていた茶葉は、水分が出てぬるぬるし、手にくっついて取れないほどでした。作業を進め、完全に水分が飛ぶと、私たちが目にする針のような細い茶葉になるそうです。良い味が出るよう、時間をかけてもんでいきましたよ。
プロの技も見ることができました。
小学生のサポートをしながら一日がかりでお茶を作りました。小口のお茶は、「渋みがなくまろやかな味」と言われているそうです。
生命産業創造学科の学生が、お茶をテーマに卒業研究に取り組みます。先ずは「お茶を使った、新しい商品を企画したい」と話してくれました!実際に足を運び、直接お話を伺うことで、新しい発見やアイデアが生まれたのではないでしょうか!
今回、ご協力をいただきました「小口手摘製茶法伝承の会」の皆様、本当にありがとうございました。