Student voice 在学生インタビュー

学習に意欲的になれる環境が整う薬学部

プロフィール

田村 南実
薬学部 薬学科
新潟県立新潟高等学校

インタビュー

高校時代について

高校時代は部活動として生徒会執行部に所属し、行事の企画・運営を行っていました。
私が通っていた高校の生徒会では顧問の先生方の関与が少なく、例えば体育祭では競技種目の決定やルール作り、道具の準備から業者とのやり取りまで、そのほとんどを生徒が手がけていました。

そのため、計画力や社会性が身につき、現在の大学生活においてもその経験を活かせる場面が多くあります。
例えば、学習面では学期ごとの定期試験に向けて計画的に勉強でき、アルバイトでは接客や電話対応の際に適切な言葉遣いができるなど、さらに自己を成長させる機会を得ています。

新潟薬科大学薬学部に進路を決めた理由について

私が薬学部に進んだ理由は、薬学部は薬剤師という資格を取得しながらも、幅広い進路選択ができる学部だからです。


もちろん、国家資格を取得して薬剤師として働くことができますが、薬剤師と一口に言っても、病院勤務、調剤薬局、ドラッグストア、学校など、働く場所は多岐にわたります。
また、公務員や製薬会社、化粧品メーカーに進む道もあり、自分の性格や長所を活かせる就職先を見つけることができます。

このように、薬学部は薬剤師という安定した資格の取得を目指しながら、幅広い進路を視野に入れて学ぶことができる学部です。

大学生活で力を入れていること

現在、⼤学では薬物乱⽤防⽌活動(にいがた薬物乱用防止封じコメ活動)に⼒を⼊れて取り組んでいます。

この活動は、新潟薬科大生が主体となって、“私たちの目線とアイデア”で、若年層に対する効果的な薬物乱用防止啓発方法を検討・実施することで、若年層による薬物乱⽤者数の減少を図るものです。

具体的には、小学校高学年向け「薬物乱⽤防⽌かるた」の作成に取り組んでいます。

このかるたでは、対象となる小学⽣に対してわかりやすく、楽しみながら薬物乱⽤について学んでもらうために、様々な⼯夫を凝らしています。

新潟薬科大学 薬学部について

新潟薬科大学の薬学部は、誰でも学習に意欲的になれる環境が整っていると感じます。
県内唯一の薬学部であるため、入学する学生も多様です。

薬学部では理系科目の中でも特に化学が重要視されているように感じますが、高校の時よりもさらに発展的な内容を扱うため、苦手だと思う人も多くいます。
中には高校時代は文系だったという方もいます。

受験生の皆さんの中には入学後の勉強面を不安に感じる方もいるかもしれませんが、薬学部の先生方は学生との関わりに積極的で、講義で分からないことがあれば親身に相談に乗ってくださいます。

また、放課後には学内のカフェテリアなどで勉強を教え合っている学生も多くいます。
大学での学びは専門的な内容が多く、苦労することもありますが、新潟薬科大学の薬学部では、先生方の手厚いサポートのおかげで、学ぶ意欲のある学生なら誰でも安心して薬剤師を目指すことができます。

高校生へのメッセージ

現在、進路が決まっていない方は、自分が気になる進路やそうでない進路についても、しっかりと調べて悩んでください。

高校1年生や2年生の早い段階で決まったと思っていた進路も、受験が直前になるとさまざまな理由で変更したくなることがあります。

その際、1、2年生の時に集めた進路に関する情報が多ければ多いほど、後悔のない進路選択ができます。受験直前は面接準備や試験勉強などやることがたくさんあります。
時間のある今のうちに、よく調べておくことをお勧めします。

既に進みたい進路が決まっている方、順調に進めば受験が早めに終わる予定の方もいらっしゃるかと思います。
そんな方は、進む先で重要になる教科の復習をしっかり行っておくことをおすすめします。

大学での学習は高校の学習に比べて難易度が高くなるものもあるため、苦労することもあります。
しかし、高校での知識を応用する場面も多いので、高校の学習をしっかりと身につけておけば、大学の学びも安心して楽しむことができると思います。

 

このページを見た人はこんなページも見ています