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患者様の気持ちに寄り添うことのできる薬剤師として

プロフィール

大塚千賀
薬剤師
株式会社エヌ・エム・アイ美園薬局
2022年卒業

インタビュー

新潟薬科大学を選んだ理由

体調が悪いとき薬を使うと楽になるのはなぜだろう、とその仕組みに興味を持っていました。
そのような中で、高校生の頃新潟薬科大学で開催された高大連携講座は鎮痛剤の効く仕組みについて学んだり、“薬”を作ってみたりと本格的な内容でした。

薬学部の6年間は長いので不安な気持ちもありましたが、(高大連携講座に)参加したことで薬学の面白さ、授業のわかりやすさに惹かれこの大学にしようと思いました。

入学してみての感想

研究設備が充実しており研究室活動も活発で、先輩後輩との交流も盛んでした。
座学や結果がわかっている実験授業とは違い、研究では論理的思考力、課題解決力を学ぶことができます。
卒業後行った学会発表でも、それらがとても役に立っていると感じました。

大学で影響されたこと

補完代替療法についても医療関係者が学び、医療に生かしていくことができるようになってきました。
今や医療は病気を治すことだけに注目するのではなく、患者様の気持ちを含めた生活を考えたものになってきております。
私はそれができる薬剤師になりたいと思い、選択授業でアロマセラピーを学びました。

影響されたことが今どのように役立っているか

弊社で取り扱っている商品にラベンダーの香りのバームやカレンデュラの石鹸があります。
販売するときに、香りについてお話できることでコミュニケーションの一環となっています。

新潟薬科大学での学びでよかったと思うこと

健康・自立セミナーをする授業で情報収集を行い地域の方々に向けてセミナーを開いたことです。
地域貢献も薬剤師の重要な任務です。
現在でも患者向けの配布物を作成したり、社内での情報共有を行う講義をするにあたって役立っています。

国家試験対策

国家試験は6年間学んだことの集大成です。

自己学習支援システム(新潟薬科大学独自の学習支援システム)で授業内容の予習や復習、国家試験対策に問題を解いたりできたため自分のペースで学習することができました。

また、自宅で集中できないときは大学の自習室を利用したり、カフェテリアで友人と教えあったりすることもありました。
新潟薬科大学での薬剤師国家試験対策はあらゆる方向からのサポートがあるため安心して対策を進めることができました。

充実のキャリアサポート体制

私は身近に医療従事者がおらず、患者として医療に関わることがほとんどだったので医療の現状や今後の課題などはテレビのニュースで見聞きする程度でした。
薬剤師として働いていくには、薬学を学び薬学的知識をつけるだけでなく卒業後も最新の情報にアップデート、薬学的基礎知識をもって情報の取捨選択をしていく必要があります。
新潟薬科大学では実際に臨床現場で活躍している先輩方が来てくださり、医療の現状や今後の課題、これからの薬剤師に求められることなどグループワークで考える授業がありました。
今でも、そのときに考えた患者様の気持ちに寄り添うことのできる薬剤師になれるよう日々精進しています。

受験生へのメッセージ

薬局の薬剤師も在宅医療の介入や入退院時の薬剤情報管理などにより、他職種連携の重要性を感じています。
新潟薬科大学では新たに医療技術学部と看護学部ができ、学生時代からチーム医療について深く学べるのではないかと考えています。
将来、薬剤師として活躍するために新潟薬科大学で学び体験したことが役に立つはずです。
受験勉強は大変だと思いますが、心身の健康も大切にして頑張ってください。

薬学部情報

薬学部について詳しくはコチラ
https://www.nupals.ac.jp/pharmacy-lp/

 

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