YAKUDAI WALK 薬大再発見コラム

医療技術学部入学前スクーリング レポート!

医療技術学部
2023/06/11

みなさん、こんにちは。
医療技術学部の山下菊治です。

先日、推薦入試に合格者を対象に医療技術学部入学前スクーリングを実施しました。
このスクーリングの目的は入学を前に不安を解消するために、学生同士、学生と教員とのコミュニケーションを図り、学生生活をスムーズにスタートするためです。
学部長あいさつの後、二種類のアイスブレイクに挑戦しました。
ここで、参加者のみなさんが話しやすい状況になって、スモールグループディスカッション(SGD)に移行しました。

アイスブレイクでコミュニケーション

アイスブレイクは妄想自己紹介と空中文字電報として、2班ずつの3チームを編成しました。
妄想自己紹介とは、「もしも、私が~であったら、~がしてみたい。」などの、妄想、空想を膨らませて自己紹介するもので、学生だけでなく、先生方も率先して実行しました。
これを通じて、学生と先生方の人柄がよく理解できるようになったと思います。

 

また、出身地の良いところやマイブームなどの紹介項目も加えてあらかじめ受付で配布しましたので、考える時間を持てたようです。
空中文字電報は1列に並び、課題となる漢字を受けとってから前の人を振り向かせ対面になって、空中で文字を書き、理解できたら次の人に伝えていくという、速さを競うゲームです。

簡単な漢字ではありましたが、左右が逆になるためか、学生は悪戦苦闘していました。時間はかかりましたが、かえって盛り上がっていたように感じました。
優勝チームには景品がプレゼントされました!

スモールグループディスカッション(SGD)

ここから各班に分かれ、ブレインストーミングとKJ法を用いてSGDを行いました。

ーグループ別テーマー
1班は「大学生活を充実させるために、何をしますか?」
2班は「大学のサークル活動をどう思いますか?」
3班は「海外旅行・留学をどう考えますか?」
4班「働くということについてどう思いますか?」
5班「どうして臨床検査を志望しましたか?」
6班は「新型コロナでなにか変わりましたか?」

大学生活や将来の希望、社会の問題などについて、あらかじめ6つのテーマについて考えておいていただき、当日班分けを発表しました。

事前にお願いしてあったので、心の準備ができ、戸惑わなかったようです。
ポスター作成から発表まで約90分しかありませんでしたが、ポスターの見本を提示し解説することでスムーズにSGDを実施することができました。

 

多くの場合、参加者の方々が何をどうしてよいかわからないため、無駄な時間を費やす場面が多く見受けられます。

そのため、するべきことを明確に理解することで、時間を節約でき、発表や質疑応答にあたることができました。また、学生たちも司会、まとめ役、書き役と発表者などの役割分担を明確にすることで、積極的に参加し、充実した討論を行うことができたようです。

この、ブレインストーミングとKJ法をマスターしておけば、考えをまとめる際に有効であるだけでなく、勉強の仕方を身に着けるのにも役立つのではないかと思われます。

これらの一連の入学前スクーリングを通して、学生同士の距離が近づき、教員と学生との垣根が低くなり、相談しやすくなってくれることを願っています。

 

 

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この記事を書いた人

山下菊治

新潟薬科大学医療技術学部