2023年春、新設 医療技術学部臨床検査学科|看護学部看護学科 2023年春、新設 医療技術学部臨床検査学科|看護学部看護学科

“個別化医療”に貢献できる臨床検査技師を育成します。

学びのポイント

Point.1“個別化医療”に貢献できる臨床検査技師を育成

臨床検査技師としての知識・技能に加え、薬学教育に伝統のある大学として、薬物治療に関する専門的な知識を合わせ持ち、先端医療である「個別化医療(precision medicine)」に積極的に貢献できる高度な判断力を育成します。

Point.2未知の疾患の診断や治療にかかわる検査の開発に対応

多様化する臨床現場からのニーズや未知の疾患の診断や治療にかかわる検査の開発に対応し、専門職として迅速に必要な知識と技術を提供できる臨床検査技師を育成します。

Point.3チーム医療に貢献できる臨床検査技師を育成

健康寿命の延伸や疾病の予防に寄与し、広く社会に貢献できる”信頼されるプロフェッショナル”になる人材を養成します。
さらに、医療系学部である薬学部、看護学部と共同して積極的にチーム医療に貢献できる医療人を育成します。

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取得可能な資格

卒業時に取得できる資格
臨床検査技師国家試験受験資格

在学中に目指せる資格
遺伝子分析化学認定士【初級】(日本臨床検査同学院認定資格)/医療情報基礎知識検定試験(日本医療情報学会)/毒物劇物取扱者試験/医療情報技師(日本医療情報学科認定資格)/危険物取扱者試験(国家資格)

卒業後に目指せる資格
胚培養士/超音波検査士/NST専門療法士/日本糖尿病療養指導士/細胞検査士/国際細胞検査士/消化器内視鏡技師

充実の学習施設

大学周辺の総合病院や健診センター等19以上※の医療系関連施設を主な実習先とし、臨地実習を実施します。臨床検査技師になるための専門知識と技能の向上を目指した最適な実習環境が、豊富に用意されています。
※2022年1月末現在

臨床検査技師の仕事

「医療データ分析」のスペシャリスト

臨床検査技師とは?

医師の指導の下、病気の診断の補助となる心電図・脳波・血液などの各種検査を行い、検査データを分析、解析、管理するスペシャリスト。患者さんの病気や体の異常をいち早く見つけ出す重要な医療専門職です。検査データを分析する専門的知識と体の異変を発見する高度な能力が求められます。

臨床検査技師のお仕事詳細

臨床検査技師の活躍のフィールド

総合病院 クリニック 検診センター 検査センター 保健所 大学研究室 治験 研究所 製薬会社総合病院 クリニック 検診センター 検査センター 保健所 大学研究室 治験 研究所 製薬会社

カリキュラム

4年間の学びの流れ

1年次

基礎臨床検査学の学習及び・医療人の心構え

社会人としての教養、専門科目を学修するうえでのベースとなる基礎分野と専門基礎科目の講義、実習を行います。

2年次

臨床検査学の基礎から専門への学習

基礎分野、専門基礎分野をもとに「臨床検査学」、「病理検査学」などのさらなる専門科目と臨床検査の基礎となる実習を行います。

3年次

臨床検査学の知識・技能・態度の融合

「微生物検査学」、「免疫検査学」などの専門科目と臨床検査に必要な実習を行い、4年次前期の「臨地実習」で実践するための基本的な検査技術を身につけます。

4年次

臨地実習及び課題研究による自己研鑽意の醸成

4年次前期からは、11週間の「臨地実習」を行い、医療関連機関など実際の臨床現場で実習を行うことで、大学での学びがどのように実践されるのかを学びます。また、後期からは、主体的に卒業研究に取り組み、大学での学修をまとめるとともに、臨床検査技師としての基礎を固めます。

主な授業科目/予定(一部抜粋)

臨床分析化学

臨床検査の基本となる分析法について学び、個別化医療についても学びます。

認知機能検査学

記憶力や判断力の低下があるかどうかを診断するための検査法を学びます。

遺伝子染色体検査学

様々な遺伝子検査解析技術が開発されており、その遺伝子検査について学びます。

チーム医療(多職種連携)

医療人として医療従事者とのチーム医療について学びます。

血液検査学Ⅰ,Ⅱ

血液疾患の病態とその診断のために行われる検査の内容を学びます。

臨床病態学総論

病気のなりたちとがんの個別化医療についても学びます。

臨床化学検査学Ⅰ,Ⅱ

臨床検査における生化学検査について学びます。

微生物検査学Ⅰ,Ⅱ

臨床検査で扱う微生物の分類と疾患との関係について学びます。

生理機能検査学Ⅰ,Ⅱ

脳波検査、心電図検査などの生理機能検査について学びます。

臨地実習

病院などの臨床現場において実習を行います。

TOPICS-個別化医療とは?-

1人1人にマッチした最適な医療を行うために

個別化医療とは?

近年、感染症、糖尿病、高血圧症、脂質異常症など様々な病気が増えてきましたが、その都度新しい治療法や治療薬が開発されてきました。一方で、薬で治療すると人によっては、下痢や便秘になる人など、薬の副作用や効果が大きく違います。これからの医療は1人1人に合った治療が必要で、それを「個別化医療」と言います。
現在もすでに行われていますが、「コンパニオン診断」という検査と治療薬が対になった医療があります。これは、ある治療薬が患者さんに効果があるかどうか、治療の前にあらかじめ検査してから投薬を行う医療で、これも「個別化医療」の1つです。

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