こんにちは！YAKUDAI WALK編集部です。

医療健康系総合大学の新潟薬科大学で最も歴史と伝統のある学部が薬学部です。

薬学部は約50年近くもの間、地域医療においてなくてはならない医療人材である薬剤師を育てています。
新潟薬科大学で学び薬剤師として活躍されている方は既に5,000人を超え新潟県内外多くの医療現場で貢献しています。
今回は多くの医療人を輩出している薬学部にて例年開催されている特別な式典「ホワイトコートセレモニー」をご紹介したいと思います。

ホワイトコートセレモニーについて

薬学部では、薬局、病院での臨床実務実習に臨む5年次学生を対象に、ホワイトコートセレモニーという式典を執り行っています。
ホワイトコートセレモニーは、医療現場で学ぶ資格を得た学生の門出を祝うと共に、学生が医療人としての自覚を高め、決意を新たにするための式典です。

ホワイトコートセレモニープログラム（一部抜粋）

【1】白衣授与

医療人の証である新しい白衣に袖を通し、薬剤師の責任の重さについて自覚します。

【2】誓いの言葉唱和

本学が独自に作成した「臨床実務実習に臨む実習生の誓い」を全員で唱和し、薬剤師としての使命を強く意識します。

【3】先輩から激励のメッセージ

前年度、臨床実務実習を経験した上級生が後輩へ激励のメッセージを贈り、医療現場での実習における心構えを伝達します。

医療現場で実践的な臨床能力を身につける「臨床実務実習」

６年制薬学教育では、５年次に実際の医療現場における「臨床実務実習」を実施しています。

臨床実務実習では、これまで大学で学んできた『知識』『技能』『態度』をもとに、より実践的な臨床能力を養うための参加・体験型実習となっています。

また、薬剤師資格をもたない学生が医療現場で実習を行うにあたっては、（実習を行うにあたっての）能力が一定の水準に達していることを保証するための”薬学共用試験”という試験に合格している必要があります。

臨床実務実習は、薬局と病院でそれぞれ１１週ずつ実施されます。
約5か月間の長期間の実地における実習を通して、学生は専門職である薬剤師の薬学的な能力や倫理観・責任感などをより深く学習し、必要な資質を身につけていきます。

ホワイトコートを授与された学生たちはとても凛々しく見えました。
長期間の実習を通して未来の薬剤師としてのスキルをしっかりと身に付けて大学に戻ってくる日を楽しみにしています。

INFORMATION-薬学部特設サイト-

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