Student voice 在学生インタビュー

「人生の夏休み」の過ごし方

プロフィール

鈴木 惇太
応用生命科学部 応用生命科学科
長野県須坂創成高等学校

インタビュー

就職先、内定先を決定したきっかけ

3年生の夏に、興味のある多種多様な企業のインターンシップに参加しました。

その過程で、大学で学んできた食品に関する知識や技術を活かせる職に就きたいと考えるようになり、食品関係の企業を中心に就職活動を行いました。

就職先の決定は大変悩みましたが、自分の知識や能力を活かし企業や社会に貢献できて、尚且つ最も自身が成長できると感じた越後製菓株式会社に決めました。

就活で大変だったことと、乗り越えるために工夫したこと

研究室での研究と就職活動は、初めてのことや分からないことがとても多く、時間的に両立することがとても大変でした。

ですが、その分しっかりと計画を立てて進行する能力が身に付き、とても充実した就職活動を行うことができました。

また、就職試験における面接の際には、同時に進めているからこそ研究内容をリアルに表現でき、複数の物事を同時進行で進めていかなくてはならないこの状況を、チャンスに変えることができました。

大学での学びが就職活動にどのような影響を与えたか

私はプレゼンテーションやスピーチなど、人前で話すことが苦手で、あらかじめ用意した原稿を読んだり、原稿を暗記して話したりしていたので、就職活動での面接試験がとても不安でした。

ですが、研究室での活動として、英語の論文を訳し、その内容を研究室内で発表するという取り組みがあり、人前で話す経験を積むことができました。

とても苦労しましたが、就職活動が本格的に始まる頃には、原稿を見なくても自分の考えを伝えられるよう成長できたため、研究室での経験はとても大きかったです。

仕事に向けての意気込み

大学生活の4年間で学んできた食品に関する知識を活かせる企業であり、所属研究室の専門分野である高圧処理技術を有している越後製菓株式会社で働けることを、とても嬉しく思っています。

入社後すぐに、大学で学んだ知識や技術をフル活用することは難しいと思いますが、自分ができることに精一杯取り組み、日々成長していきたいです。

高校生へのメッセージ

「大学生活は人生の夏休み」という言葉を聞くかもしれませんが、この4年間の過ごし方次第で、その後の人生を大きく変えることができます。

現在私は、研究室で研究に励んでいますが、研究計画を立てて実験する、その結果をあらゆる角度から考察するなど、興味のあることを目いっぱい学ぶことはとても楽しく、充実した日々を送ることができています。

「大学生活は人生の夏休み」という言葉に対して今思うことは、自分の学びたい分野を好きなだけ学ぶことができる時間こそ「人生の夏休み」なのだと思います。

受験生の皆さんはこの意味を履き違えることなく、「人生の夏休み」に向けて、今を精一杯頑張ってください。

 

 

 

このページを見た人はこんなページも見ています