YAKUDAI WALK 薬大再発見コラム

共同開発の成果を発表!「 第14回フードメッセinにいがた2022」

応用生命科学部商品開発
2022/11/22

2022年11月9日(水)~11日(金)、新潟市の朱鷺メッセ 新潟コンベンションセンターにて開催された『第14回フードメッセinにいがた2022』に、昨年に引き続きブースを出展しました!
本イベントは、新潟を舞台に全国の市場を結ぶ食の見本市!食品・食材をはじめ、食関連の機器、器具、容器、包装、情報・サービスなど「食に関するもの」が集結!約400社以上の出展者と来場者様との商談の場となっています。

新潟薬科大学ブースをはじめ、本学がお世話になっている新潟市農業・活性化研究センター、エンカレッジファーミング、Akihaもち麦プロジェクトの4つのブースにて、共同開発を行った商品を紹介しました。

新潟市農業・活性化研究センターブースでは、新潟市産の大豆を使った “堅豆腐”を紹介しました。市販品の豆腐と比べ、本学で開発したこの堅豆腐はたんぱく質量が約3倍あります。

試食させていただきましたが、とても弾力があり味も濃厚!個人的にはお醤油がなくても十分にいただけます。
開発した堅豆腐は、厚揚げにすると、更にたんぱく質量が増えるという結果が!

たんぱく質は、健康な体づくりのため、積極的に摂取していきたい栄養素。食事から1日に必要な分をしっかりと摂り、不足しないよう心がけていきたいですね。

試作の様子、アレンジレシピはこちら

エンカレッジファーミング(株)様のブースでは、ミニトマトを使用したスープ、パスタ、炊き込みごはん、カレーなど商品を紹介しました。学生も積極的にPRしています。

イベント内で開催された、日本食糧新聞社主催の第7回「6次化大賞」に、共同開発を行った「無加水・無加塩・無添加トマトスープ」が最終選考会に進み、その最終プレゼンテーションの中で、本学生命産業創造学科3年の品田萌香さんから、この商品を使用し、主食や主菜にワンランクアップできるアレンジレシピを紹介させていただきました。

「無加水・無加塩・無添加トマトスープ」は、小さいお子さんのいる家庭、働く女性、健康(血圧)などを気にする方向けに開発された商品。ミニトマトのリコピン(抗酸化作用)が「美と健康」をサポートする野菜たっぷりのスープです。

週に1度、このスープを1年飲み続けるだけで、1年で6キロ以上の野菜を摂ることができます!

その量は写真のトマトが3箱分!

品田さんから紹介されたレシピも、忙しい方に合わせた“簡単”にできるものばかり。①冷蔵庫から食材を探す→②スープにのせる→③レンジでチンの“3ステップ”!素材の味を十分に楽しむことができ、主食・主菜にアレンジしたレシピに、私も試したくなりました。

気になる審査の結果は・・・

見事、「国分関信越賞」を受賞しました。

エンカレッジファーミング(株)様、おめでとうございます!

そして、昨年に引き続き「Akihaもち麦プロジェクト」ブースにも登場!
新潟市秋葉区の特産品「白雪もち麦」を削った粉のうち、美味しく食べることのできる部位を用いた健康志向のクッキーを紹介。こちらは、オープンキャンパスなどのイベントなどでも配布していますので、味わった方もいらっしゃるかと思います。

新潟薬科大学ブースでは、これまで開発してきた商品を先生が紹介していました。

今回ご紹介させていただいた商品以外にも、新潟市秋葉区小口地区で栽培された茶葉を使用した紅茶なども販売中!!

新潟薬科大学の商品開発に、これからもぜひご注目してください!

この記事を書いた人

阿部 真由美

入試課