新潟薬科大学

海外派遣

マサチューセッツ薬科大学派遣事業

薬学部 早坂あすか(2017年度参加時5年)


 MCPHSにおける研修では、医療施設を見学したりして多くのことを体験させていただきました。例えば以下のような研修です。
CVS Pharmacy
 Fenway parkの近くのドラッグストア併設型薬局
Poison Control Center
 薬物だけでなくあらゆる毒物中毒に対応するセンターで、カンファレンスを見学。小児救急・薬物中毒の専門医、レジデント、研修医が参加しており、症例に対し検査項目で疑問が生じた場合はその場で検査機関に電話確認していました。

・製剤設計のデモンストレーション
 アスピリン及びアーモンドオイルのカプセル制作現場
・モバイルの医療介入
・予防接種 実際に塩化ナトリウムの筋肉内注射を行いました

研修を通じて、日米の医療及び薬剤師業務の役割の違いを学ぶことができました。
日本の医療は、患者さんに寄り添う医療としての強みはありますが、最先端医療を提供できるかという部分では、まだ伸びしろがあると感じました。超高齢化社会の日本が、医学の発展により平均寿命が延びてきたほかの国々に対し、高齢化する患者さんへのノウハウを提供できる時代が来るのではないかと考えました。
薬剤師の役割が欧米のように変わっていくのではないかと予想されるなかで、知識と技術を学ぶ大切さを感じました。

 
薬学部 早尾 大裕(2017年度参加時4年)


 MCPHSは、1823年に設立されたボストンで最も長い歴史のある大学です。校舎は近代的でありながら歴史を感じさせるとても素敵な校舎でした。中には、昔製剤のために使われていた道具や処方箋が展示してありました。
 実際の薬局を訪れる研修もありました。まず、アメリカでは薬剤師の地位が日本よりも高く、医師や弁護士と同等の地位があります。また、薬局には、薬剤師と製剤専門の人がいるそうで、日本との違いを感じました。それに加え日本と異なる点として、薬局で各種予防接種を受けることが可能な点や日本では処方された薬は日にちごとや朝昼晩飲む分に分けられていますが、アメリカでは、老人や認知症などの病気の方を除いてボトルで渡され、患者自身で分けるそうです。日本の薬局との違いが多くあり、予防接種に関しては、日本でも取り入れていいのではないかと思いました。
 午前中は英語の授業で、午後はLectureでしたが、弁護士によるアメリカの政治や保険の話、日米の死因の比較、日米の健康意識の比較などの話を聞きました。アメリカ人はヘルスケアを気にしている人が多く、携帯のアプリを用いて血圧や心拍数を測るなど、日本ではあまり見ることのない光景だと思いました。
 英語運用能力については、単語・文法力が足りないこともありましたが、あまり人見知りすることなく簡単な単語で話しかける努力をしました。他の国の人は英語がそれほど上手でなくても積極的に参加していたので、自分も恥ずかしがる事をやめるように心掛けました。留学を通じて改めてコミュニケーションの重要性を感じました。自分で物事を考える自立心が大切だと思いました。留学に行かせてくれた両親に感謝しなければいけないと思いました。

西シドニー大学派遣事業

薬学部 大溝 梓(2017年度参加時3年)


 私にとって初めてとなる1ヵ月の海外での生活は、オーストラリアの文化や日本との違いに気づけた有意義な研修になりました。
西シドニー大学のオリンピックキャンパスはシドニー中心部から30分ほどのベッドタウンにあり、とても静かで緑が多く自然に囲まれた素晴らしい環境でした。ここで4週間英語を学ぶことができたことはよかったです。何よりも西シドニー大学の先生方は親切で、少人数制のクラスで丁寧に指導してくれました。ライティング、リーディング、リスニング、スピーキングの基本的なものから、日本ではやったことのないプレゼンテーションまでありました。プレゼンテーションでは課題について考え、伝えることの大切さを学びました。
 多くの友達にも恵まれました。ブラジル、クウェート、韓国、中国など様々な国の人が学びに来ており、その国の文化や食べ物、流行りを教えてくれました。反対に日本のことを教えると驚きや日本に行ってみたいなど話が盛り上がりました。私の拙い英語でも一生懸命に伝えようと行動すれば相手も理解しようとしてくれました。何も行動しないと意見がない人とみなされるのだと感じました。また今でも連絡を取り合っているくらい仲良くなりました。
 この研修を終えても英語を積極的に学び、TOEICのスコアアップに向け努力していきたいと思います。また研修で学んだ積極性や自分の意見を持つこと、伝えることの大切さを忘れずにこれからも活かしていきたいです。

応用生命科学部 佐藤 雄一(2017年度参加時2年)


 今回の留学は自分にとって初めての海外だったこともあり、すべてが新鮮でした。オーストラリアは日本の何倍もの国土をもつだけあって、とても壮大で広々としたイメージを受けました。オーストラリアには様々な人種がいました。親切でフレンドリーな人達でした。
 ホームステイをしたのですが、この経験はとても貴重なものでした。コミュニケーションをとれるのか心配でしたし、最初は相手が言っていることの半分くらいしか聞き取れなかったのですが、ファミリーが積極的に話しかけてくれたおかげでだんだん理解できるようになったと思います。正直、自分が英語を話すときに、本当に自分の言っている英語は正しいのか?発音は正確か?しっかり通じているのか?などの不安や恥じらいがありました。でも、案外正しい英語でなくても通じるもので、通じたときはうれしかったです。
 英語でコミュニケーションをとっていて思ったことは白黒はっきりしていることです。よく「Yes, or No?」と聞かれました。日本人はよく曖昧な表現をしますが、向こうの人は意見がはっきりしている印象を受けました。
 今回の留学で自分の視野が広がったように思います。世界は広くて、いろいろな人がいて、いろいろな文化があることを肌で感じました。もっといろいろな国へ行って、自分の視野を広げたいと思いました。

長春中医薬大学(中国・吉林省)

大学院応用生命科学研究科 博士後期課程 齋藤 哲男(平成27年度留学時1年)


 私は本学の姉妹校である長春中医薬大学へ、約3週間短期留学をしました。留学期間中、私も現地の学生と同様、大学の学生寮に宿泊させてもらいました。大学の周辺には飲食店が多くあり、スーパーや運動施設などもあるため、日常生活での不便は特になかったです。また、休日は仲良くなった学生と共に、市内観光をしたり夜の屋台を食べ歩いたのもいい思い出です。
 研究交流では、薬学院の教職員と協議し、熱中症に対する五味子果汁の予防・改善作用を検討することを決めました。その後、薬学院の大学院生と共に、実験動物を使って、熱中症に対する五味子果 汁の予防・改善作用の検証を行いました。
 留学期間中は多くの人との会話を通じて、語学力は留学前よりも向上させることができました。研究 交流では、新しい研究の立案から実行までの過程に参加する事ができました。留学は貴重な体験をできるチャンスだと思います。チャンスがあればまた挑戦したいと思います。

国際交流