着実な成長
毎年修了者数が増加し、プログラムの定着が進んでいます
新潟薬科大学 – 未来のデータサイエンティストを育成
内閣府が発表した「AI戦略2019」では、政府が標榜するSociety5.0の実現に向け、「文理を問わず全ての大学・高専生(約50万人卒/年)が課程にて初級レベルの数理・データサイエンス・AIを習得」することを具体的目標として掲げています。
本学では2021年入学生から「数理・データサイエンス・AI教育プログラム」を開始しました。本プログラムは医療科学及び生命科学分野の専門人材として、現代の「データ駆動型の社会」に対応するために必要な「数理・データサイエンス・AIの基礎的素養」を習得することを目指します。
AI理解
人工知能(AI)の仕組み、社会におけるAIの利活用に関する知識を習得
セキュリティ
データセキュリティ、データ管理に関する基礎知識を身につける
データ分析
データの基本的な統計解析、可視化を通じたデータの見方、情報抽出スキル
4学部5学科の混合クラス編成により、リテラシーレベルの教育を実施します。
科目名 | 単位数 | 内容 |
---|---|---|
情報リテラシー(基礎) | 2単位 | コンピュータの基本操作、情報倫理、基礎的なデータ処理 |
情報リテラシー(応用) | 2単位 | データ分析、AI活用、プログラミング基礎 |
本プログラムは、文部科学省が定めるモデルカリキュラムに準拠しています。
分野 | コア学修項目 | 情報リテラシー 基礎 |
情報リテラシー 応用 |
---|---|---|---|
導入 | 1-1. 社会で起きている変化 | ○ | ○ |
1-2. 社会で活用されているデータ | ○ | ||
1-3. データ・AIの活用領域 | ○ | ||
1-4. データ・AI利活用のための技術 | ○ | ||
1-5. データ・AI利活用の現場 | ○ | ||
1-6. データ・AI利活用の最新動向 | ○ | ||
基礎 | 2-1. データを読む | ○ | |
2-2. データを説明する | ○ | ||
2-3. データを扱う | ○ | ○ | |
心得 | 3-1. データ・AIを扱う上での留意事項 | ○ | |
3-2. データを守る上での留意事項 | ○ |
プログラム開始以来、多くの学生が修了し、データサイエンスの基礎を身につけています。
年度 | 薬学部 | 応用生命科学部 | 医療技術学部 | 看護学部 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
2024年度 | 84 | 126 | 56 | 50 | 316 |
2023年度 | 118 | 128 | 59 | 71 | 376 |
2022年度 | 98 | 115 | 52 | 63 | 328 |
2021年度 | 85 | 102 | 45 | 55 | 287 |
累計 | 426 | 480 | 221 | 267 | 1,394 |
毎年修了者数が増加し、プログラムの定着が進んでいます
4年間で多くの学生がデータサイエンスの基礎を習得しました
「数理・データサイエンス・AI教育」の全学的な科目の整備、教育の推進、リテラシーの向上、および、それらの改善・支援活動の実施
自己点検・評価の検証、改善事項の指示及び次期プログラム運営計画の立案
〒956-8603 新潟市秋葉区東島265番地1
新潟薬科大学 新津キャンパス
TEL:0250-25-5000