HACCP(ハサップ)管理者とPCQI(予防コントロール有資格者)

HACCPについて

安全な食品を製造するための管理手法で、1960年代に宇宙食を作るために開発されました。今では世界中の食品産業で使われています。
応用生命科学部では、日本の大学で最も早くからHACCPの教育に力を入れてきました。

令和2年6月より日本でもHACCPが義務化され、全ての食品事業者に対してHACCP に沿った衛生管理に取り組むことが要求されています。このような状況下で、食品業界ではHACCP を正しく理解し、運用できる人材が求められています。本学で開講されている「食品安全学」などの単位を修得、HACCPに関する知識と技能を身につけることで、HACCP管理者資格が得られます。年間約70名の学生がこの資格を取得しています。

※日本にはHACCPに関する国家資格はなく、HACCP管理者資格は民間や大学が発行する資格となります。

 

PCQIについて

HACCPは優れた管理手法ですが、開発されて50年余りが経ち、課題が見えてきました。そして、HACCPを開発したアメリカではHACCPを強化した管理手法である予防コントロールが開発され、義務化されました。

本学で実施する授業は、米国食品医薬品局が認めるFSPCAが策定した養成カリキュラムに沿ったものです。これを受講し、単位を修得することでPCQIの資格を取得できます。

 

HACCP PC(予防コントロール)を詳しく知りたい方へ