研究室紹介

生物薬剤学研究室

個別化医療に向けた取組みから地域振興のための商品開発まで

薬物感受性の個体差について、①遺伝的多型の探索、②遺伝子変異が感受性に及ぼす影響、③遺伝的差異を簡便・迅速に検出し得る試薬開発と臨床応用、に取組んでいます。


研究概要

薬物感受性の個体差である「個別化医療」に関する基礎・臨床研究を中心に取組んでいます。一人ひとりの遺伝情報を基に、治療薬の選択、投与量の増減へと結びつく成果が期待されています。さらに「地域振興」を目的に熱中症対策の飲料である経口保水液®(写真B)や皮膚保護クリーム化粧品であるプロテクトJ1(写真A)を共同開発するなど、多角的な未病対策にも参画しています。

A: プロテクトJ1(2019)

B: 経口保水液(2018)

教員紹介

久保田 隆廣(クボタ タカヒロ)
教授
学位:博士(薬学)

卒業研究や学術活動のほか、国内外との共同研究を通じて、自身の成長を実感できるような教育を目指します。

元井 優太朗(モトイ ユウタロウ)
助教
学位:博士(薬学)