新潟薬科大学

応用生命科学部 研究室紹介

動物細胞工学研究室

動物の細胞を使って体のしくみをしらべる

私たちの体の生きている部分は、細胞という小さな粒子でできています。細胞の働きは、その種類によって役割が異なっています。細胞と細胞が作る物質全体で、ヒトという生き物が形作られ、生きていくための活動を行っています。私たちの研究室では、培養細胞(シャーレの中で増やした細胞)や遺伝子組み換え技術を使って、ヒトの体の仕組みを調べています。また、病気の予防や治療の研究も行っています。


研究概要

1. 活性酸素による細胞死を抑える遺伝子の研究
活性酸素は、体の中で発生する有毒な物質で、老化や様々な病気の原因になっています。私たちは活性酸素の毒性でおきる細胞死(ネクローシス)を抑える遺伝子を発現クローニングという方法で見つけ、研究しています。

2. 糖脂質の研究
糖脂質は細胞の中にある糖と油が結合した物質です。糖脂質が増えすぎると色々な病気になります。私たちは、糖脂質ができなくなるような物質を植物から見つけ、治療薬になるか調べています。

3. 脂肪肝を予防または治療する方法を探します
食べ過ぎにより、肝臓に脂肪がたくさん貯まると脂肪肝になり、肝臓がんの原因になることがあります。私たちは、培養細胞で脂肪肝の状態を再現し、その予防法や治療法を研究しています。
この他に神経の仕組みについての研究もいくつか行っています。


教員紹介

市川 進一(イチカワ シンイチ)
教授
学位:博士(理学)
専門分野:生化学、分子生物学、細胞生物学、糖鎖生物学

最近は動物の培養細胞を使って作る医薬品が増えてきました。動物細胞培養の知識を持った人材のニーヅは増えてきています。動物の細胞培養について正確に理解でき、しっかりとした技術を持った人材を育てて行きたいとおもいます。


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