研究室紹介

遺伝子検査学研究室

遺伝情報を維持するメカニズムの研究

今後の医学は、各患者さんのゲノム情報を解読して、その患者さんに最適な医療を行う方向に向かっています。そのベースとなる遺伝情報はDNAに刻まれていますが、細胞の中のDNAは絶えず傷ついています。身近な例で言えば、日光に含まれる紫外線や宇宙から降り注ぐ放射線でDNAが傷つきます。DNAの傷が修復されないと、がんをはじめとする各種疾病や老化の原因となります。
当研究室ではヒトのDNAがいかにして修復・維持されているのか、そのメカニズムを研究しています。

研究概要

①色素性乾皮症の研究:色素性乾皮症は遺伝病のひとつであり、日光にあたるとがんになりやすいことを特徴とします。また、がん以外に精神疾患や早老病を併発する場合もあります。当研究室では、この病気の発症機構を細胞レベルで研究しています。

②ヒト細胞内鉄管理機構の解明:鉄は必須微量元素であり、生体内の多くの反応に利用されています。その一方で、鉄は有害な面をもちます。近年、細胞内での鉄の管理(濃度管理・輸送・貯蔵)がうまくいかないと、遺伝情報に大きな影響を与えることが明らかになってきました。当研究室では、細胞が鉄をどのように管理しているのか、そのメカニズムを研究しています。

教員紹介

関 峰秋(セキ ミネアキ)
教授
学位:博士(農学)