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応用生命科学部 能見祐理助教が「農芸化学若手女性研究者賞」を受賞しました

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2022/01/07

この度、応用生命科学部の能見祐理助教が、日本農芸化学会における「2022年度農芸化学若手女性研究者」の受賞者に決定しました。
新潟県の大学からは初めての受賞者の誕生で、全国的にも私立大学からの受賞者は大変珍しいことです。

能見助教の受賞題目は「メイラード反応機構解明に向けた反応生成物の一斉分析法の開発と構造決定およびその機能解析」です。メイラード反応とは食品の加熱調理や長期熟成時に起こる普遍的な成分間反応で、色・香り・味など食品の品質に多大な影響を及ぼしますが、反応機構の全容は未だ解明されていません。今回受賞が決定した能見助教は、先行研究で見逃されてきた未知生成物の探索とその構造解析、簡便な一斉分析法の開発とその応用研究を通じて、メイラード反応機構における未同定の関与因子を特定し、その機能を解明することに尽力してきました。
能見助教は「学生の時から取り組んできた研究を、本学に着任後さらに発展させ研究成果に繋げることができました。このような賞を頂けることになり、大変嬉しく思います。」とコメントしました。

[日本農芸化学会とは]
農芸化学分野の基礎及び応用研究の進歩を図り、それを通じて科学、技術、文化の発展に寄与することにより人類の福祉の向上に資することを目的として、1924年に設立され、まもなく100年を迎える伝統ある学術団体です(ホームページより)。

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