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国立大学法人新潟大学との連携・協力に関する協定を締結しました

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2020/01/21

新潟薬科大学と国立大学法人新潟大学は、1月20日(月)、教育・研究において組織的に連携・協力していくための包括的な連携協定を締結しました。

協定の内容は、①教員・研究者及び職員の交流、②学生の交流、③共同研究の実施となり、連携によって医療や健康に関する分野の教育や研究において、両大学がより一層の関係の構築と協働を図るものとなります。

新潟大学が私立大学と協定を締結したのは、本学が初めてとなります。また、本学は昨年7月に上越教育大学との協定締結に続き2例目となりますが、包括的な連携協定の締結は、今回の新潟大学が初めてとなります。

締結式には、新潟大学からは、髙橋姿学長、高橋均理事(研究担当)、平井敏彦研究企画推進部長が出席し、本学からは、寺田弘学長、田中宥司副学長(研究担当)、田上隆事務部長らが出席のもと執り行われました。

締結式では、髙橋学長が協定締結の意義について、「新潟大学と設立の経緯が似ている国立六大学(千葉、新潟、金沢、岡山、長崎、熊本)は、新潟大学を除いていずれも医学部と薬学部を両方持ち、創薬に向けて活発な研究を行っています。新潟大学が持つ強みである臨床研究と、新潟薬科大学が持つ強みである薬学に関する教育・研究の成果を組み合わせることで、新潟発の創薬や、これまで培ってきた地域医療に関する多職種連携の教育プログラムのほか、学部のほか大学院における医歯学と薬学との教育研究の発展が期待され、学生にとって有益であると考えます。」と述べました。

一方、寺田学長は、「最近は、薬学部を持たない医学部と、医学部を持たない薬系の大学との間で、合併や連携が進んでいます。それは、医薬品が持つ副作用というネガティブな効果を与えない形で、いかに疾病の治療に役立てるか、という観点からの臨床の重要性が認識されてきていることの現れです。そういう観点からも、広くライフサイエンスを領域とする応用生命科学部を含め、新潟大学との多面的な連携を深めていきたいです。」と、期待感を述べました。

新潟薬科大学は、建学の精神(実学一体)に則り、本学の理念の実現に向けて、新潟大学との包括的な連携によって教育研究のさらなる充実に取り組んでいきます。

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