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2023年6月28日（水）～6月30日（金）、岐阜県で開催された「第30回クロマトグラフィーシンポジウム」において、本学大学院薬学研究科博士課程3年の桑原 直子さんが研究課題「ラットを用いたワルファリンと食物繊維の相互作用」でトラベルアワード（同シンポジウム参加旅費の助成）を受賞しました。

―研究概要―

心筋梗塞や脳梗塞後に血栓予防の目的で投与されるワルファリンと口から栄養をとれない場合に用いられる経腸栄養剤を一緒に使用することがあり、転院などで経腸栄養剤の種類が変るとワルファリンの効果が変わることがあります。
その原因を探るためにラットを用いてワルファリンと経腸栄養剤を一緒に投与したときのワルファリンの濃度を測定し、経腸栄養剤のどの成分がワルファリンの濃度の変化に関与するかを明らかにしたものです。

「第30回クロマトグラフィーシンポジウム」ホームページ

https://www1.gifu-u.ac.jp/~bunseki/cs30/index.html