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　新潟薬科大学では、２０２３年８月３１日にモンゴル国の首都であるウランバートル市において開催された「新潟留学・修学旅行フェア」（新潟県主催）に参加し、現地の学校へのＰＲ活動を契機として、このたび初めてモンゴルの２つの教育機関との間で連携協定を締結しました。連携協定の内容は、学生・教職員の交流や、本学への留学生の受入れなど、多岐にわたります。

　協定締結式は１１月２日に新潟市内において、「モンゴル文化教育大学」、「オーダムモンゴル小中高一貫学校」と、それぞれ執り行いました。

　モンゴル文化教育大学は４年制私立大学であり、日本語教育に力を注いでいます。新潟薬科大学の下條 文武 学長とモンゴル文化教育大学の牧原 創一 理事長が、協定書を交わしました。下條学長は、「両大学にとって良い交流となるように、これから関係を深めていきたい。」と述べました。これに対して、牧原理事長は、「モンゴルの若者にとって、留学は人生のうえで大きなチャンスであるので、両国の交流と発展のためにも、ぜひこの連携を進めていきたい。」と話しました。

　一方、オーダムモンゴル小中高一貫学校は１２年制の日本語を教育の中心に据えた、私立の一貫校です。オーダムモンゴル校のガンフヤグ・ナランバタ 校長は、下條学長とともに「両大学の連携・交流を通して、両国の若者の進学ニーズに応えていきたい。」と述べました。

　なお、本学では１１月２５日には「新モンゴル日馬富士学園」（元横綱・日馬 富士公平 理事長）とも連携協定を締結する予定です。

　新潟薬科大学はこのたびの連携教育を通して、学生と教職員の交流やモンゴルからの日本・新潟への留学希望者の受入れなど、「国際化ビジョン」に基づき、国際交流を推進していきます。