大学院 応用生命科学研究科について

実社会で即戦力となる実践力を身につける

大学院の目的は、「生命科学の基礎と応用」を研究し、その分野での実践力を身につけることにあり、特に「高度の専門性をもつ研究者や職業人を育成する」ことに重点を置かれています。すなわち、開拓者精神と起業精神に富み、かつ実社会に出て新しい商品や新しい産業を作るための即戦力になる人材を育成することを目指しています。

2021年度以降入学生用

教育研究上の目的

応用生命科学研究科は、食品、農業、環境、創薬、医療及び保健衛生等の生命が関わる分野並びに理科教育の各分野における高度な研究能力を有し、信頼されるプロフェッショナルとして社会に貢献できる人材を育成することを目的とする。

博士前期課程

課程の目的

博士前期課程は、広い視野に立って精深な学識を授け、専攻分野における研究能力又は高度の専門性を要する職業等に必要な高度の能力を養うことを目的とする。

学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

食品、農業、環境、創薬、医療及び保健衛生に関わる科学、並びに生命科学を中心とした理科中等教育において、信頼されるプロフェッショナルとして社会に貢献できる人材を育成する本研究科の課程を修め、修了要件として定めた単位を修得し、以下の資質・能力を備え、かつ、修士学位論文の審査及び最終試験に合格した者に「修士(応用生命科学)」の学位を授与する。

応用生命科学コース:

1.プロフェッショナリズム

  • 信頼されるプロフェッショナルとして社会に貢献する使命感をもち、法令を遵守し、応用生命科学に携わる研究者を目指す者としての倫理観をもって行動できる。
  • 前例のない課題に対しても積極的に取り組み、解決に向けた方策を考えることができる。
  • 常に自己を評価・省察し、自己研鑽を図ることができる。
  • 後進指導の重要性を理解し、次世代を担う人材を育成することができる。

2.コミュニケーション力

  • 他者を尊重し、協調・協働的に課題を解決することができる良好な人間関係を構築できる。
  • 外国語文献から情報を収集し、さらに研究内容について討議し、研究成果を発信できる。

3.応用生命科学関連領域の高度な専門知識・技能

  • 食品科学、バイオテクノロジー、生命化学及び環境化学に関する高度な専門知識・技能を修得する。

4.問題発見・解決力

  • 食品科学、バイオテクノロジー、生命化学及び環境化学関連領域における諸問題を発見し、必要な情報を収集・評価して論理的思考をもとに研究計画を立て、柔軟な思考と深い洞察に基づいて研究を遂行できる。

5.社会貢献力

  • 社会が抱える諸問題を客観的・数量的に分析し、その本質を捉え、科学的・論理的な思考に基づく解決策の提案を通して、信頼されるプロフェッショナルとして社会の発展に貢献できる。

薬科学コース:

1.プロフェッショナリズム

  • 信頼されるプロフェッショナルとして社会に貢献する使命感をもち、法令を遵守し、薬科学に携わる研究者を目指す者としての倫理観をもって行動できる。
  • 前例のない課題に対しても積極的に取り組み、解決に向けた方策を考えることができる。
  • 常に自己を評価・省察し、自己研鑽を図ることができる。
  • 後進指導の重要性を理解し、次世代を担う人材を育成することができる。

2.コミュニケーション力

  • 他者を尊重し、協調・協働的に課題を解決することができる良好な人間関係を構築できる。
  • 外国語文献から情報を収集し、さらに研究内容について討議し、研究成果を発信できる。

3.薬科学関連領域の高度な専門知識・技能

  • 創薬科学、環境科学、医療及び保健衛生に関する高度な専門知識・技能を修得する。

4.問題発見・解決力

  • 創薬科学、環境科学、医療及び保健衛生関連領域における諸問題を発見し、必要な情報を収集・評価して論理的思考をもとに研究計画を立て、柔軟な思考と深い洞察に基づいて研究を遂行できる。

5.社会貢献力

  • 社会が抱える諸問題を客観的・数量的に分析し、その本質を捉え、科学的・論理的な思考に基づく解決策の提案を通して、信頼されるプロフェッショナルとして社会の発展に貢献できる。

理科教職専修コース:

1.プロフェッショナリズム

  • 信頼されるプロフェッショナルとして社会に貢献する使命感をもち、法令を遵守し、高度専門職業人たる教員としての倫理観をもって行動できる。
  • 前例のない課題に対しても積極的に取り組み、解決に向けた方策を考えることができる。
  • 常に自己を評価・省察し、自己研鑽を図ることができる。
  • 後進指導の重要性を理解し、次世代を担う人材を育成することができる。

2.コミュニケーション力

  • 他者を尊重し、協調・協働的に課題を解決することができる良好な人間関係を構築できる。
  • 学校現場をはじめとする教育関係者と協働し、さらに研究内容について討議し、研究成果を発信できる。

3.理科教育学関連領域の高度な専門知識・技能

  • 理科の各分野と理科教育を中心とした教育学に関する高度な専門知識・技能を修得する。

4.問題発見・解決力

  • 理科教育学関連領域における諸問題を発見し、必要な情報を収集・評価して論理的思考をもとに研究計画を立て、柔軟な思考と深い洞察に基づいて研究を遂行できる。

5.教育実践力

  • 学校や生徒の実態を把握し、主体的に学校教育活動に参画することができる。
  • 教育改革の潮流を捉え、新しい学校教育を企画し実践することができる。

教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

応用生命科学研究科博士前期課程では、食品科学、バイオテクノロジー、生命化学及び環境化学、創薬科学、医療・臨床薬学、並びに、理科教育学における探求を通して応用生命科学の発展と社会に貢献できる人材を養成するために、各コースに講義、演習、実験、実習などの学習方略による授業科目群を配置した教育課程を編成する。

応用生命科学コース:

学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に示した5つの資質・能力のうち、プロフェッショナリズム、コミュニケーション力、社会貢献力の基礎を涵養するために「研究リテラシーⅠ」を初年次に開講し、講義形式の授業を通してこれらの能力の修得を図る。高度な専門知識と問題発見・解決力を修得するために、様々な応用生命科学特論群を配置し、講義やアクティブラーニングを取り入れた授業を通してこれらの能力の修得を図る。加えて、専門とする分野・領域における高度な専門知識を習得するために「応用生命科学演習」を開講し、講義・演習やPBL(problem-based learning)を取り入れた授業やセミナーを通してこれらの能力の修得を図る。プロフェッショナリズム、コミュニケーション力、高度な専門技能及び問題発見・解決力を涵養するために「応用生命科学実験」を開講し、各年度当初に学生と協議の上策定する「大学院研究指導計画書」に沿った実験・研究を通してこれらの能力の修得を図る。

【評価法】
高度な専門知識・技能に関しては、レポートや論述試験、観察記録などの各種試験を用いて習得の度合いを測定する。プロフェッショナリズム、コミュニケーション力、問題発見・解決力、社会貢献力に関しては、各年度末に行うルーブリック等を用いたパフォーマンス評価により学修成果を確認するとともに、自己省察を組み合わせ、能力の定着を図る。プロフェッショナリズム、コミュニケーション力、問題発見・解決力の修得の証として作成する学位論文は、「応用生命科学実験」を通して得た研究成果に基づき作成し、主査1名及び副査2名からなる審査委員会がその内容の評価と口頭試問を行い、その結果により合否を判定する。

薬科学コース:

学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に示した5つの資質・能力のうち、プロフェッショナリズム、コミュニケーション力、社会貢献力の基礎を涵養するために「研究リテラシーⅠ」を初年次に開講し、講義形式の授業を通してこれらの能力の修得を図る。高度な専門知識と問題発見・解決力を修得するために、様々な薬科学特論群を配置し、講義やアクティブラーニングを取り入れた授業を通してこれらの能力の修得を図る。加えて、専門とする分野・領域における高度な専門知識を習得するために「薬科学演習」を開講し、講義・演習やPBL(problem-based learning)を取り入れた授業やセミナーを通してこれらの能力の修得を図る。プロフェッショナリズム、コミュニケーション力、高度な専門技能及び問題発見・解決力を涵養するために「薬科学実験」を開講し、各年度当初に学生と協議の上策定する「大学院研究指導計画書」に沿った実験・研究を通してこれらの能力の修得を図る。

【評価法】
高度な専門知識・技能に関しては、レポートや論述試験、観察記録などの各種試験を用いて習得の度合いを測定する。プロフェッショナリズム、コミュニケーション力、問題発見・解決力、社会貢献力に関しては、各年度末に行うルーブリック等を用いたパフォーマンス評価により学修成果を確認するとともに、自己省察を組み合わせ、能力の定着を図る。プロフェッショナリズム、コミュニケーション力、問題発見・解決力の修得の証として作成する学位論文は、「薬科学実験」を通して得た研究成果に基づき作成し、主査1名及び副査2名からなる審査委員会がその内容の評価と口頭試問を行い、その結果により合否を判定する。

理科教職専修コース:

学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に示した5つの資質・能力のうち、プロフェッショナリズム、コミュニケーション力、社会貢献力の基礎を涵養するために「研究リテラシーⅠ」を初年次に開講し、講義形式の授業を通してこれらの能力の修得を図る。高度な専門知識と問題発見・解決力を修得するために、様々な応用生命科学特論群を配置し、講義やアクティブラーニングを取り入れた授業を通してこれらの能力の修得を図る。加えて、専門とする分野・領域における高度な専門知識を習得するために「理科教職演習」を開講し、講義・演習やPBL(problem-based learning)を取り入れた授業やセミナーを通してこれらの能力の修得を図る。プロフェッショナリズム、コミュニケーション力、高度な専門技能及び問題発見・解決力を涵養するために「理科教職実験」を開講し、各年度当初に学生と協議の上策定する「大学院研究指導計画書」に沿った実験・研究を通してこれらの能力の修得を図る。

【評価法】
高度な専門知識・技能に関しては、レポートや論述試験、観察記録などの各種試験を用いて習得の度合いを測定する。プロフェッショナリズム、コミュニケーション力、問題発見・解決力、教育実践力に関しては、各授業科目の各種試験による測定に加えて、各年度末に行うルーブリック等を用いたパフォーマンス評価により学修成果を測定するとともに、自己省察を組み合わせ、能力の定着を図る。プロフェッショナリズム、コミュニケーション力、問題発見・解決力の修得の証として作成する学位論文は、「理科教職実験」及び「教育臨床実習」を通して得た研究成果に基づき作成し、主査1名及び副査2名からなる審査委員会がその内容の評価と口頭試問を行い、その結果により合否を判定する。

入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)

応用生命科学コース/薬科学コース

  1. 求める学生像
    本研究科が求める学生像は、次のような資質と意欲を有する者である。
    ・生命科学、食品科学、環境科学、薬科学に関する専門的な知識と技術の修得を志す人
    ・論理的思考力と研究活動の基礎を身に付けたいと望む人
    ・身に付けた専門的な能力を社会に還元する意欲をもつ人
    ・主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ姿勢をもつ人
  2. 入学前に修得が望まれる知識・能力
    ・応用生命科学の専門分野を学ぶための基礎学力
    ・応用生命科学部で学ぶ内容に相当する専門基礎知識
    ・専門知識を学ぶために必要な語学力及びコミュニケーション能力

理科教職専修コース

  1. 求める学生像
    本研究科が求める学生像は、次のような資質と意欲を有する者である。
    ・理科教育学、教育学に関する専門的な知識と技能、高度な教育実践力の修得を志す人
    ・論理的思考力と研究活動の基礎を身に付けたいと望む人
    ・身に付けた専門的な能力を、教職を通して社会に還元する意欲をもつ人
    ・主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ姿勢をもつ人
  2. 入学前に修得が望まれる知識・能力
    中学校教諭一種免許状(理科)または高等学校教諭一種免許状(理科)、もしくはその両方を所持し、次のような知識・能力を身に付けておくことを望みます。
    ・理科教育学、教育学の専門分野を学ぶための基礎学力
    ・応用生命科学部で学ぶ内容に相当する専門基礎知識
    ・専門知識を学ぶために必要な語学力及びコミュニケーション能力  

博士後期課程

課程の目的

博士後期課程は、専攻分野について研究者として自立して研究活動を行い、又はその他専門的な業務に従事するに必要な高度の研究能力及びその基礎となる豊かな学識と社会人としての崇高な倫理観を養うことを目的とする。

学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

食品、農業、環境及び健康に関わる科学及びその関連領域において信頼されるプロフェッショナルとして社会に貢献できる人材を育成する本研究科の課程を修め、修了要件として定めた単位を修得し、以下の資質・能力を備え、かつ、博士学位論文の審査及び最終試験に合格した者に「博士(応用生命科学)」の学位を授与する。

1.プロフェッショナリズム

  • 信頼されるプロフェッショナルとして社会に貢献する使命感をもち、法令を遵守し、応用生命科学に携わる研究者としての倫理観をもって行動できる。
  • 前例のない課題に対しても積極的に取り組み、解決に向けた方策を考え実行することができる。
  • 常に自己を評価・省察し、自己研鑽を図ることができる。
  • 後進指導の重要性を理解し、次世代を担う研究者を育成することができる。

2.コミュニケーション力

  • 他者を尊重し、協調・協働的に課題を解決することができる良好な人間関係を構築できる。
  • 外国語文献から情報を収集し、さらに研究内容について討議し、研究成果を発信できる。

3.応用生命科学関連領域の先進的専門知識・技能

  • 食品科学、バイオテクノロジー、生命化学及び環境化学に関する極めて高度で先進的な専門知識・技能を修得する。

4.問題発見・解決力

  • 食品科学、バイオテクノロジー、生命化学及び環境化学関連領域における諸問題を発見し、それらの解決に必要な情報を収集・評価して論理的思考をもとに研究計画を立て、柔軟な思考と深い洞察に基づいて研究を遂行し、諸問題を解決することができる。

5.社会貢献力

  • 社会が抱える諸問題を客観的・数量的に分析し、その本質を捉え、科学的・論理的な思考に基づく解決策の提案及び研究成果を通して、信頼されるプロフェッショナルとして社会の発展に貢献できる。

教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

応用生命科学研究科博士後期課程では、食品科学、バイオテクノロジー、生命化学及び環境化学分野における探求を通して応用生命科学の発展と社会に貢献できる人材を養成するために、講義、演習、実験などの学習方略による授業科目群を配置した教育課程を編成する。

学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に示した5つの資質・能力のうち、プロフェッショナリズム、コミュニケーション力、社会貢献力の基礎を涵養するために「研究リテラシーⅡ」を初年次に開講し、講義形式の授業を通してこれらの能力の修得を図る。高度な専門知識と問題発見・解決力を修得するために、様々な応用生命科学特殊講義群を配置し、講義やアクティブラーニングを取り入れた授業を通してこれらの能力の修得を図る。加えて、専門とする分野・領域における高度で先進的な専門知識を習得するために「応用生命科学特殊演習」を開講し、講義・演習やPBL(problem-based learning)を取り入れた授業やセミナーを通してこれらの能力の修得を図る。プロフェッショナリズム、コミュニケーション力、高度な専門技能及び問題発見・解決力を涵養するために「応用生命科学特殊実験」を開講し、各年度当初に学生と協議の上策定する「大学院研究指導計画書」に沿った実験・研究を通してこれらの能力の修得を図る。

【評価法】
高度で先進的な専門知識・技能に関しては、レポートや論述試験、観察記録などの各種試験を用いて習得の度合いを測定する。プロフェッショナリズム、コミュニケーション力、問題発見・解決力、社会貢献力に関しては、各授業科目の各種試験による測定に加えて、各年度末に行うルーブリック等を用いたパフォーマンス評価により学修成果を確認するとともに、自己省察を組み合わせ、能力の定着を図る。プロフェッショナリズム、コミュニケーション力、問題発見・解決力の修得の証として作成する学位論文は、「応用生命科学特殊実験」を通して得た研究成果に基づき作成し、主査1名及び副査3名からなる審査委員会がその内容の評価と口頭試問を行い、その結果により合否を判定する。

入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)

  1. 求める学生像
    本研究科が求める学生像は、次のような資質と意欲を有する者である。
    ・深い論理的思考力をもって研究活動を独力で行える能力を身に付けたいという強い意欲と志をもつ人
    ・身に付けた知識、技術、研究能力、情報発信力をもって指導的な立場で社会に貢献する意欲をもつ人
    ・主体的に異なる分野の専門家と協働して研究を行う意欲をもつ人
  2. 入学前に修得が望まれる知識・能力
    ・応用生命科学に関する専門知識及びそれらを応用する能力
    ・応用生命科学における問題点を設定できる研究デザイン力
    ・専門知識を学び、情報を発信するために必要な語学力及びコミュニケーション能力

2020年度以前入学生用

教育研究上の目的

応用生命科学研究科は、生命科学、食品科学、環境科学、薬科学、理科教育学の各分野における高度な研究能力を育成し、社会に貢献できる研究者、技術者、次世代を育成する教育者及び高度な専門性が求められる職業を担う人材を輩出することを目的とする。

博士前期課程

課程の目的

博士前期課程は、広い視野に立って精深な学識を授け、専攻分野における研究能力又は高度の専門性を要する職業等に必要な高度の能力を養うことを目的とする。

学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

本研究科は、所定の年限を在学し、所定の単位数を修得し、かつ修士学位論文の審査及び最終試験に合格した者に修士の学位を授与する。
前期課程修了にあたっては、学生が次の基準に達していることをもって学位を授与する。

  1. 生命科学、食品科学、環境科学、薬科学、理科教育学に関する高度な専門的な知識と技術を持っている。
  2. 外国語文献も対象とする情報収集力を持ち、情報の重要度を評価できる。
  3. 獲得した知識、技術、情報を活用する論理的思考力を持っている。
  4. 各自の研究課題に対する研究遂行能力だけでなく、他者と協調・協働的に研究を遂行して課題を解決する能力と継続力を持っている。
  5. 討議及び研究成果の発信に必要な表現能力、文章作成能力及びコミュニケーション力に優れている。

教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

学生は体系化された授業を受講するとともに、研究科のいずれかの研究室に所属し、指導教員の指導のもとに研究を行う。本研究科では、次の教育課程を編成・実施することで学生の能力の向上を支援する。

  1. 座学、ディスカッション及び教育臨床実習などを主体とした授業を受講することで、応用生命科学に関する専門的な知識を修得し、討議能力、学修指導力およびコミュニケーション力を養成する。
  2. 最新の論文の解説や外国語論文の輪読により、先端的な知識を修得すると同時に、研究に必要となる語学力を養成する。
  3. 学生が自ら発表するセミナー形式の授業を受講し、加えて研究成果を学会で発表することで、討議能力、プレゼンテーション力を養成する。
  4. 学生が各自の研究課題に取り組み、修士論文を作成することで、論理的思考力を身に付け、科学論文の作成法を修得させる。
  5. 各自の研究課題に取り組む過程で、研究計画の立案、研究遂行に必要な情報の収集と分析、研究手法の選択とその技術の修得、実験結果の分析と評価などを通じて、研究能力と論理的思考力を養成する。
  6. 産学連携プロジェクト、地域連携活動などへ参加し、多様な専門家との協調・協働を通して活動することの大切さを修得させる。

入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)

本研究科前期課程では、高度な専門的能力と深い論理的思考力をもった人材を育成し社会に送り出すために、次のような能力と意欲を持つ学生を積極的に受け入れる。

  1. 応用生命科学の専門分野を学ぶための基礎知識を有している者
  2. 生命科学、食品科学、環境科学、薬科学、理科教育学に関する専門的な知識と技術の修得を志す者
  3. 論理的思考力と研究活動の基礎を身に付けたいと望む者
  4. 身に付けた専門的な能力を社会に還元する意欲を持つ者
  5. 主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ姿勢を持つ者

博士後期課程

課程の目的

博士後期課程は、専攻分野について研究者として自立して研究活動を行い、又はその他専門的な業務に従事するに必要な高度の研究能力及びその基礎となる豊かな学識と社会人としての崇高な倫理観を養うことを目的とする。

学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

本研究科は、所定の年限を在学し、所定の単位数を修得し、かつ博士学位論文の審査及び最終試験に合格した者に博士の学位を授与する。
後期課程修了にあたっては、研究内容が外国語の論文として学術雑誌に受理されること、及び学生が次の基準に達していることをもって学位を授与する。

  1. 生命科学、食品科学、環境科学に関する極めて高度に専門的な知識と技術を持っている。
  2. 課題を自ら発見し、研究戦略を立案し、柔軟な思考と深い洞察に基づいて研究を遂行することができる。
  3. 他者と協調・協働的に研究を遂行して課題を解決する能力と継続力を持っている。
  4. 研究者としての倫理観を持ち、研究成果を学術論文としてまとめる能力を持っている。
  5. 研究者としての幅広い素養と世界に向けて研究成果を発信する語学力を持っている。

教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

学生は体系化された授業を受講するとともに、研究科のいずれかの研究室に所属し、指導教員の指導のもとに研究を行う。本研究科では、次の教育課程を編成・実施することで学生の能力の向上を支援する。

  1. 体系化された授業を受講することで、高度な専門的な知識を修得し、討議能力、コミュニケーション力、語学力を向上させる。
  2. 学生が各自の研究課題に取り組み、博士論文及び外国語の論文を作成することで、科学論文の作成力を強化する。
  3. 各自の研究課題に取り組む過程で、研究遂行能力と論理的思考力を強化し、独力で課題の発見から論文発表まで行える研究遂行能力と成果を発信する能力を養成する。
  4. 産学連携プロジェクト、地域連携活動などへ参加し、異なる分野の専門家との協調・協働を通して活動することの大切さを修得させる。

入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)

本研究科後期課程では、生命科学の研究及びその応用で指導的な役割を担う人材を育成するために、次のような能力と意欲を持つ学生を積極的に受け入れる。

  1. 応用生命科学専攻分野での博士前期課程(修士課程)もしくはそれと同程度の知識と研究能力を持つ者
  2. 深い論理的思考力をもって研究活動を独力で行える能力を身に付けたいと望む者
  3. 身に付けた知識、技術、研究能力、情報発信力をもって指導的な立場で社会に貢献する意欲を持つ者
  4. 主体的に異なる分野の専門家と協働して研究を行う意欲を持つ者