薬学部 特色
6つの特色ある薬学教育

高校生の皆さんに「薬学」に親しんでもらうため「薬学入門講座」を開催しています。また、推薦入試・特別選抜入試合格者を対象に、入学後の生活や学習にスムーズに入れるよう入学前スクーリングおよび自己学習プログラムを実施しています。

医療専門職を目指す他校の学生と、チーム医療の重要性を学び、チームにおける薬剤師の役割を理解していきます。

学生参加型や課題解決型、少人数討論型等さまざまな学習方法を導入し、基礎、医療薬学、及び実践的な薬物療法を学び、人間性と社会性を備えた薬剤師を目指します。
※2014年の大学認証評価(大学基準協会)にて「入学前教育」「ICT活用教育」「薬剤師生涯教育」の3つの教育システムが「長所として特記すべき事項」として評価されました。
入学前教育

高校生・中学生を対象とした大学入学前の『薬学』に直結した教育!
理科、特に医療・くすりに興味を持つ中高生を対象に、大学の講義を体験する講座を開設しています。
また、新潟薬科大学に入学が決まった方を対象として、高校と大学の修学内容を結ぶプログラムを実施しています。
未知だった『薬学』という分野を体験するために・・・
『薬学入門講座』の開講

「ひとりでも多くの高校生に薬学への興味を持ってほしい」「薬学の道に進む人が増えてほしい」「社会に貢献できる薬剤師という職業を知ってほしい」という想いから、『薬学入門講座』を開講しています。
この講座では高校生の皆さんに、薬をつくる科学、薬が体の中で機能する科学、そして先端医療を支える科学の世界を実際に体験してもらいます。講座を受講し、一定の基準を満たした方には推薦入試(薬学入門講座)の出願資格を付与します。
大学生活にスムーズに入るために
推薦入試・特別選抜入試で合格された皆さんに、入学後の生活や学習にスムーズに入ってもらうために、『入学前スクーリング』と『入学前自己学習プログラム』を用意しています。
入学前スクーリング
1回目の入学前スクーリングでは個々人のスキルや能力・経験を最大限に発揮し目標達成を目指すための取り組み(チームビルディング)の体験や、他者理解・自己理解を深めるための方法を学びます。仲間との交流を深めたあとは、『薬学を学ぶこと、学んだ先の将来像』をグループに分かれて討論し、入学後の各自の目標や志を確認します。
2回目の入学前スクーリングでは大学での学習方法や実際に実習を行い、入学後のイメージを膨らませます。


入学前自己学習プログラム
入学前自己学習プログラムでは、大学教育を確実に吸収するための基礎学力をさらに身に付けてもらうために、『化学』『生物』の映像授業の受講・確認テストやノートの提出を行います(12回×2科目、それぞれの回に確認テストがあります)。
ICT修学支援

本学独自開発による
先進の ICT修学支援システム
本学では、インターネットを利用した先進的な修学支援ツールを独自に開発・運用しています。
予習・復習支援
Cyber-NUPALS(サイバーニューパルス)
大学ホームページから、授業の音声ファイルや講義資料を確認でき、講義の予・復習をすることが可能です。ICTの活用により能動的な学習習慣を身に付けることができます。
自己学習支援システム
インターネットを利用した問題演習プログラムです。学習の履歴が残るため、自分の弱点を把握でき、苦手科目の克服に有効なツールとして活用されています。
臨床実務実習支援
臨床実務実習メディアテキスト
臨床実習など、主に「手技」の習得が重要となる実習の支援を目的とした動画配信システムです。具体的な手順や話し方などを、詳細な解説付きの動画で繰り返し視聴できます。
臨床実務実習連携システム
5年次の臨床実務実習(病院・薬局実習)の円滑化を目的として開発したシステムです。インターネットを利用して、実習予定・実習日誌の作成、指導薬剤師や教員からのコメントの記載をリアルタイムに行うことができるシステムです。学生-教員間、実習施設-教員間の連携を密にすることで長期の臨床実務実習をより円滑・効率的に進めることを可能としています。
就職支援
就職支援システム
薬学部に寄せられた求人情報・就職説明会情報などをリアルタイムで配信するシステムです。
一覧表示、就職情報の検索はもとより、表示形式のカスタマイズも可能で、必要な情報を逃さずキャッチすることができます。
卒業後の教育

医療現場において
優れた職能を発揮するための支援
本学では現職薬剤師の生涯研修の拠点として「高度薬剤師教育研究センター」があります。 当センターは『認定薬剤師証』を交付可能な生涯研修認定制度認証機関であり、全国有数の規模と内容で好評の「薬剤師生涯教育講座」をはじめ、多彩なグループ研修によって卒業後も継続的な学習を支援しています。