にいがた薬物乱用封じコメ活動
近年、若年層における大麻や危険ドラッグ等の薬物事犯が増加していることや、これらの薬物への誤った認識が広まっていること、さらには、市販薬等の過剰摂取(オーバードーズ)による救急搬送事例が相次いでおり、若年層を取り巻く薬物情勢は極めて厳しい状況となっている。このような現状を踏まえ、新潟県警と新潟市薬剤師会と新潟薬科大学の3団体が連携し若年層への薬物乱用を未然に防ぐ活動をプロジェクトとして実施しています。
本プロジェクトは新潟薬科大学の「社会連携活動Ⅰ」という授業内で実施され、新潟県警、新潟市薬剤師会だけでなく、新潟県内の専門学校等さまざまな団体と連携しながら企画・推進する全国的にも珍しい活動となっています。
また、参加学生の8名は新潟県警より委嘱状を受け薬物乱用防止に向けて責任感を持ってプロジェクト推進に臨んでいます。
[プロジェクト連携機関]
[プロジェクト参加学生]
新潟薬科大学薬学部 2、3年生8名(男子: 4名 女子: 4名)
薬物乱用防止に関連する内容を遊びを通じて理解を促す企画として発案。
薬物乱用防止に関する内容(読み札)を新潟薬科大学の学生が企画し、それらに合わせた絵札を新潟デザイン専門学校の学生が制作し、小学生に興味を持って体験的に薬物乱用防止について学べるよう制作。
どなたでも手軽に利用できるよう名刺サイズで出力し、簡単に使えるように工夫してあります。 利用希望の方は以下データをダウンロードしてご活用下さい。
[新潟薬科大学学生コメント]
薬学部 柴草 元輝
近頃、若年層を中心に大麻などの違法薬物の乱用が問題になっています。また、20代を中心に市販薬の過量摂取、いわゆるオーバードーズが問題となりニュースや新聞などで耳にする機会が増えています。
このような状況で、我々いち薬学生として何か出来ることがあるのではないかと思い、かるたの制作に取りかかりました。
かるたはルールが単純であることから老若男女問わず、家族や友人と楽しむことができます。かるたで遊びながら薬物乱用の危険性を、若年層を中心に再認識してもらうことを目的として、薬物乱用防止かるたの制作を発案をしました。
ぜひ、友達や家族とかるたを通して楽しく遊びながら、正しい薬の使い方を学んでいただけることを望んでいます。ぜひ活用してみてください。
[制作・デザイン]
[新潟デザイン専門学校学生コメント]
キャラクターイラストデザイン科 鈴木 花梨
かるたの絵柄は、どなたでも親しみやすいシンプルかつ緩めのデザインを心がけました。
ドラッグ=暗いイメージになりがちですが、全体の色味や構図に気をつけて遊びから学びを得られるよう配慮しました。
キャラクターの描き分けで同じような絵柄にならないよう工夫した点がこだわりポイントです。
このかるたが薬物乱用の危険について考えるきっかけになればうれしく思います!
[薬物乱用防止かるたデータ]
以下のデータをダウンロードし、ご自由にご活用ください。
かるたはミシン目入りのA-one社製「品番51002」に印刷するか、A4判用紙に印刷した後に以下サイズに切り取りご使用ください。
・かるた1枚のサイズ:91mm×55mm(一般的な名刺と同等)
若者世代にむけた薬物乱用防止活動を広げるために若者世代になじみやすい“音楽”をテーマに企画を検討しました。
薬物乱用防止啓発をラップバトルと動画という表現方法を活用し、SNS等を活用して幅広い世代に向けて情報を発信できるよう制作。
全体の台本を新潟薬科大学の学生が企画をし、ラップとBGMを国際音楽・ダンス・エンタテイメント専門学校の学生が演じ、撮影を、国際映像メディア専門学校の学生が行う。
[制作協力]
[薬物乱用防止啓発動画]
2024.7.18
○新潟県警察本部 刑事部様より「にいがた薬物乱用封じコメ活動」の委嘱状を授与されました
※リンク先 https://www.nupals.ac.jp/topics/topics-13783/
2024.11.30
○「にいがた薬物乱用封じコメキャンペーン」を開催しました
※リンク先 https://www.nupals.ac.jp/topics/topics-14435/
2025.1.20
○「にいがた薬物乱用封じコメ活動-薬物乱用防止かるた‐」を公開しました