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2024年7月4日、本学において、「にいがた薬物乱用封じコメ活動」委嘱式が執り行われ、本学薬学部の学生９名（２年生：７名、３年生：２名）が、新潟県警察本部 刑事部 国際・薬物銃器対策課様より委嘱状を授与されました。

本活動は、昨今、若年層での違法薬物事犯が増加していることや、違法薬物への誤った認識が広まっていること、さらには、市販薬等の過剰摂取（オーバードーズ）による救急搬送事例が相次いでいることを受け、若年層による薬物乱用を未然に防止することを目的として、「社会貢献活動Ⅰ」という授業の一環で、本学薬学部の学生が主体となって若年層に対する効果的な薬物乱用防止啓発方法を検討・実施するものです。

また、本活動は、本学と新潟県警察本部 刑事部 国際・薬物銃器対策課、一般社団法人新潟市薬剤師会の産官学が連携し学生をサポートする体制で進めることとなっており、全国的にも珍しい試みとなっています。

現在、本学学生が小中学校用の薬物乱用防止啓発教材として独自の「かるた」を発案し、既に原案を作成しておりますが、この「かるた」のデザイン面については、新潟デザイン専門学校様の御協力を頂き制作することとなっています。
また、若年層向けの薬物乱用防止啓発用動画を国際映像メディア専門学校様、国際音楽・ダンス・エンタテイメント専門学校様に御協力を頂き制作する予定となっています。

なお、完成した作品については、今年度秋頃を目途に発表を予定しておりますので、どうぞご期待ください。

　 　　
［本学情報発信コラム「YAKUDAI WALK」記事］

なぜ若年層によるオーバードーズが引き起こされるのか？