Fieldwork フィールドワーク

地域の資源を使って活性化―鉄道のまち“新津”活性化考察―

その他
2023/04/08

鉄道博物館の比較分析
―新津鉄道資料館を中心としてー

新潟県新潟市秋葉区に位置する新津地区(旧新津市)は、古くから交通の要所として栄え、「鉄道のまち新津」として親しまれてきた。
1897 年に北越鉄道会社の沼垂~一ノ木戸(三条市東三条)間が開通したころは、当該区間の通過駅に過ぎなかったが、やがて岩越線(現・磐越西線)および村上線(今の羽越本線)の分岐点となり、最盛期には一日400 本もの列車が発着するようになり、旧新津市には機関区や電務区など15 の現業機関が設置され、旧新津市で働く、4 人に1 人は鉄道に関わる仕事をしていた。
しかし、1965 年代以降に列車が電化されるに従い、現業機関が廃止された。
1994 年に、JR 東日本・新津車両製作所が稼働し、電車の製造からメンテナンスまで一貫して手掛けており、年間250 両のペースで車両が製造されている。
このような歴史を持つ新津では、やはり鉄道に関連した資料館が存在する。
それが新潟市によって所有・運営管理が行われている新津鉄道資料館である。
交流人口拡大および地域活性化、鉄道文化の発信拠点化、地域連携による事業展開をミッションに設立された。
本稿では、新津鉄道資料館、ひいては新津における鉄道産業を活用して新潟市秋葉区を活性化させる方法について考察した。
※詳細はPDF資料にてご覧いただけます

応用生命科学部生命産業創造学科 小林健太朗, 星大智

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応用生命科学部生命産業創造学科 小林健太朗, 星大智