研究室紹介

杉田 耕一/若栗 佳介 研究室 ビジネスデータサイエンス分野

データを掘り進め、見つけ出した新しい価値・知識をビジネスへ活かそう。

研究機関・公的機関や企業など、これまで社会に蓄積されたビッグデータや、新たにデータ収集を行うことで取得したデータセットに対し、データサイエンスを活用してデータ分析・データ解析・データ予測などを行うことにより、ビジネスの観点から新たな価値や知識の発見を目指すデータマイニングをはじめとした研究活動を進めています。
近年、小学校におけるプログラミングの必修化やGIGAスクール構想、高校での情報科の新設・大学入学共通テストへの追加が進み、データサイエンス教育が強く推進されています。ますます必要不可欠となった「情報」「プログラミング」「データ分析」のスキルを伸ばし、活かす力を身につけます。

研究概要

本研究室では「〇〇×データサイエンス」をキーワードに、データの可視化・IT・統計分析・機械学習・人工知能(AI)といったデータサイエンス分野の手法を活用して、農業・食品・環境・地域などの多様なビジネス領域における社会課題の解決を目指しています。

データの特徴を調べる、データから新たな特徴量を抽出する

収集したデータセットの特徴(変数や属性)に基づいたデータの分布やクラスタリングの結果がどのように表されるかを分析したり、その特徴がターゲットとなる要素(目的変数)にどの程度影響を与えるかを分析したりすることでデータセットの特徴を理解し、問題解決のために有効となる知識を得る特徴解析研究を行っています。また、元の複雑なデータから有効な知識として情報を取り出したり、情報を圧縮して特徴抽出を行なうことで新しい特徴量を発見し、機械学習モデルの精度向上に貢献しています。

教員紹介

杉田 耕一(スギタ コウイチ)
教授
学位:博士(理学)
若栗 佳介(ワカクリ ケイスケ)
助教
学位:博士(工学)

先生からのメッセージ

研究も含めて、自身が行動する際に「なぜ」「何のために」それをやりたいのか。その原動力をしっかりと理解して活動することは、これからの情報社会・AI時代において健康で文化的な生活をおくる上で非常に重要なものであると考えています。
一緒にやりたいことを見つけ、データサイエンスを通じて農業や食品をはじめとした様々な分野における新たなビジネスの未知なる可能性を探しに行きましょう。