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済生会新潟県央基幹病院との包括連携協定を締結

プレスリリース
2024/03/01

新潟薬科大学は、2024年3月1日の「済生会新潟県央基幹病院」(遠藤 直人 院長)の開院にあわせて、同病院との間で「包括連携協定」を締結しました。これは、済生会新潟県央基幹病院を新潟薬科大学の教育研究上の拠点(連携病院)として位置づけ、両機関が行う医療・健康に関わる知的・人的資源の交流連携を推進し、相互の医療・教育・研究の一層の進展と、地域医療及び地域社会の発展に資することを目的として包括連携協定を締結するものです。

済生会新潟県央基幹病院は、新潟県央地域全体の医療再編を進めるうえでの中心機関として新潟県が施設を整備し、社会福祉法人恩賜財団新潟県済生会が運営。病床数は400床を数え、31の診療科が揃う予定です。そして、済生会新潟県央基幹病院は、県立燕労災病院と厚生連三条総合病院を基本統合し、県立吉田病院、県立加茂病院、済生会三条病院の「急性期機能」を集約することとなります。一方、県立吉田病院、県立加茂病院、済生会三条病院は「地域密着型病院」へと機能転換され、協働し県央地域全体の医療再編が進められることとなり、新潟県の内外から高い注目を集めています。

<済生会新潟県央基幹病院ホームページ>
 https://www.kenoh.saiseikai.or.jp/

なお、両機関が行う連携事業の内容は、次のとおりです。
(主な連携事業)
 1.本学に所属する実務家教員の、病院による臨床研修の受入れ
 2.本学学生の、病院による臨床実習の受入れ
 3.病院スタッフの、本学における特定研究員等研修の受入れ
 4.学術研究及び教育の共同実施
 5.地域医療及び地域社会への貢献活動

なお、両機関の連携に向けた協議は2014年に始まり、燕労災病院薬剤部と本学薬学部とのこれまでの連携関係を基盤に、新潟県及び社会福祉法人恩賜財団新潟県済生会のご協力のもと、協定締結に至りました。今後は、両機関の緊密な連携により、両機関が抱えるそれぞれの課題を解決するとともに、本学としては薬剤師、看護師、保健師、臨床検査技師を育成するうえで重要となる臨床実習の共同実施をはじめ、職員研修や共同研究等を通して、地域医療に寄与してまいります。

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〒956-8603 新潟市秋葉区東島265番地1
新潟薬科大学 学事課 茂木・小林
TEL:0250-25-5000