薬学部 研究室紹介
2040年以降の社会も想定した医学・歯学・薬学教育がはじまります。

薬学部6年制が始まったのは今から18年前のこと。人が生まれ出でて高校3年生を迎えるまでに時が経過しました。医療技術の進歩に伴った薬剤師育成の転換期が、まさしく成年期に際し、この先の針路に思い悩む時期に達しています。試行錯誤しながらも、6年制過程を修了した多くの卒業生は、さまざまな地域社会で活躍しています。奇しくも、6年制3巡目を経た2024年度からの薬学教育は、改訂版<薬学教育モデル・コア・カリキュラム>へと進展し、医学・歯学とともに医療人として求められる「基本的な資質・能力」が共通化されます。なぜ6年間もの年月が必要なのかを思い返し、原点に立ち返った教育者かつ指導者としてこれからの人材育成に努めます。
薬学部長 久保田 隆廣
「薬学」を様々な角度から極めていく多彩な研究室

生薬成分の多様性に関して研究する
- 漢方薬
- 生薬
- 天然物化学
- 生物活性
- 品質評価

医療現場に直結する臨床薬学教育研究の推進
- がん
- 化学療法
- 出血傾向
- 血栓塞栓症
- 薬物血中濃度